※この記事はTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSのライブのセットリスト、演出から考察、予測をしながら、意図などを紹介する個人的解釈記事になります。別の方の解釈、思考、想いを否定する意図はございません。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Tropical Land は、シンデレラガールズ史上初となるソロ曲のアンコールが含まれた公演となった。
それが
ステップ!/本田未央
だった。
これをいうとは?って思われるかもしれないが、正直なことをいうと生配信で見た際にまずはじめにいち本田未央を応援するプロデューサーとして感じたのは、なんで?という想いだった。
ひとえに、「本田未央がアンコールにソロを歌いたがらない」と感じたから。
本田未央というアイドルは、「仲間とたくさんの人と楽しいことがしたい」と語るアイドルだからだ。
そんな彼女が、メモリアルを祝う場のアンコールで、ソロ曲の歌唱を望むかと考えた時、自分は首を縦に振れなかった。
「色んな人と仲良くなって、色んな人と友達になれて…」
「すっごくたくさんの人とすっごくすっごく大きなコトができるかもしれないし!」
なので結構考えた。
その上で、ひとつの考察に結び付いた。
「ステップ!を10年目と11年目を繋ぐひとつの架け橋として位置付けた。」
と考えてみたら結構納得いく自己解釈の納得ができたので解説していきます。
ちなみに「EVERLASTINGのMVの扉を開く演出をセンターの本田未央のソロを使うことで再現している」のは皆さんお気づきだと思うので、ここでは殆ど省略します。
☆日付変更をシンデレラの10年目と11年目の境目と捉えた。
シンデレラガールズは、ご存知の通り、時計をモチーフとしている。
さて、この考察では時計そのものの尺度を1日ではなく1年と見立て、24時(日本標準時の定義上の日付変更時間、午前0時)を10年目と11年目と見立てているのではないか?という点が発想の中心だ。
ここで思い出して欲しいのが、この10th LIVEにおけるアンコールへの移行の演出である。
10thのアンコール移行のイメージ、微妙にずれました。
流石に配信画面をスクリーンショット等であげるのは規約違反のため、イメージとするが、ビューに映し出される時計が、11:59からアンコール開始に至り、12:00となる演出からアンコールの千川ちひろのアナウンス以降となっていた。
この演出の意図として、ここで表記された時計をシンデレラガールズの時間軸と捉えた。
さらに噛み砕いていえば、この時計でシンデレラガールズが一日を経過する=シンデレラガールズの時間軸が1年経過するという考察である。
簡単に言うと、この時計では24時間を1年とするっていう考え方。
2021年にスタートした10th LIVEは、シンデレラガールズの10周年のメモリアルライブの位置付けであり、これまで7thまでナンバリングされていたものから一新し、10thと改めた。
つまり、この時計の前日(23:59)まではシンデレラガールズの10年目を表しており、後日(24:00~)はシンデレラガールズの11年目を表している。
画像は18時からになっているが、実際には23:59と24:00の点で区別している。
つまり、アンコール前に1度演者が総退場する演目までが10thを祝うライブの演目であり、アンコールを待つ間からアンコールが始まるまでがシンデレラの魔法が解ける24時で、12時(24時)を過ぎ、11年目の魔法にかかった12:01からの演目、つまりアンコールが11年目を表す演目であるという考察だ。
これを通してみると、沖縄公演1日目までは、全公演アンコールはEVERLASTINGとお願い!シンデレラのみで構成されており、10周年を祝い、「永遠」の意味を持ち、11年からその先を歌うEVERLASTINGとお願い!シンデレラというライブで必ず歌われる楽曲(=シンデレラガールズが続く限りは歌い続かれる楽曲)、そして歌われてこそいないが、「永久」の意味を持つEVERMOREも10年間のシンデレラガールズの振り返り映像と共に使われており、この3曲のみがアンコールとして使われていた。
さて、ここにステップ!が沖縄公演2日目で加わることになるが、その理由を考察していく。
まず1つ目は上記の通り本田未央がEVERLASTINGのセンターを務めており、その彼女のソロ曲を交えながら彼女自身の今回披露されたステップ!の間奏での言葉からも11年目への最初のステップであることが示唆されていたとおりであり、それを扉を開く演出と結びつけることで、ステップ!と登場する本田未央そのものをEVERLASTINGと同期することができる。これが最初の理由である。
しかしこれだけでは理由付けとしては正直弱い。
シンデレラガールズはシンデレラガール制(?)を敷いており、その年の言わば顔ともいえるアイドルを毎年選びだす。
もっと簡潔にするならば、10年目を祝うメモリアルであれば、10代目シンデレラガールである鷺沢文香がその役を務める方が、自然である。
EVERLASTINGにもメンバーとしていることもあり、理由としても一貫性はある。
つまり上記の役目は言ってしまえば
持っているソロ楽曲が、次へと踏み出す気持ちや、次のシンデレラガールズのテーマとして確立されていて、メモリアル楽曲のセンターを務める重荷を背負えるアイドルであれば誰でもいいということになる。(この時点で本田未央が適任であることは間違いないし、メタい話、前提として、この演出のセンターに置くアイドルの選択肢が、沖縄公演に出演できるということになるが)
さらにもっといえば、実は幕張公演一日目では、EVERLASTINGはアンコール前に歌われている。
つまり、アンコールにステップ!をやる理由がまだ確立できていないのだ。
シンデレラガールズのアンコールはその年のメモリアルソングと全公演一貫した全体曲、そしてお願い!シンデレラというものを10年間続けてきた。その伝統を変えてまで、アンコールにステップ!をやった理由がまだ説明できない。
もし構成的にEVERLASTINGとステップを繋げたいのならば、最終ブロックでステップ!→EVERLASTING で繋ぎ、アンコールでお願いシンデレラ! でも良かったはずだ。
だが、実際にはアンコール側にステップ!が移行し、史上初のソロ曲のアンコールとなった。
このソロ曲、ステップ!が最終ブロックの最後ではなく、アンコールにした理由と、この役目が本田未央でなければならない理由はなんだったのか。
2つ目の理由として、まず始めに本田未央の誕生日が1つ目の理由にあがる。
前述したとおり、アンコールの開始時刻は、シンデレラの時計では12:00となっている。(演出上、10thでは12時を指した時計が鐘を鳴らすことでアンコールの幕が上がる)
本田未央の誕生日は12月01日。千川ちひろを除き、全アイドルの中でTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSの周年日である11月28日から一番最初に誕生日を迎えるアイドルである。
前述の考察から、10thライブのアンコールそのものを11年目の演目と捉えると、10周年の後、一番最初に自分のメモリアルを迎える彼女をこの位置に据えること。
また、シンデレラの時計が示す12:00がこのあと指し示す時刻である12:01をそのまま冠する誕生日であること(12/01)。
そしてその彼女の楽曲がステップ!と、次への一歩を最も的確に連想させてくれる楽曲であること。
この時点で彼女のソロ曲をこの位置に置いた理由のひとつにできるだろう。
そして、彼女が新時代を冠するユニットの「リーダー」であることも外すことはできない理由だろう。
そのユニットの名前は、もう皆さんお分かりのことだと思う。これに関しては後述で深掘りしていく。
さて、次にアンコールに置いた理由を考察していく。
これを語る上で、この10th LIVEでは実は重要なことが隠されている。
☆EVERLASTINGは11年目のスタートナンバー
実は
EVERLASTINGは全公演で固定25曲目に披露されるはずだった
ということに気づいた人はいるだろうか?
10th LIVEでEVERLASTINGが25曲目ではなかったのは2回。
1度目は福岡公演の2日目。2度目は愛知公演の1日目だ。実はこれは大きなイレギュラーが隠れている。
福岡公演2日目は相葉夕美役木村珠莉さんが体調不良で急遽出演を見送ることとなった公演である。同時に、愛知公演の1日目はこの振り替えとして、木村珠莉さんが出演された。
この出来事の影響として、福岡公演は1日目に披露されていないことからも、2日目の演目として、花のことばが取りやめになったことは想像に難しくない。そして、その振り替えとして、愛知公演の1日目に花のことばが追加されたと想像できる。
あの為だけの福岡衣装の花のことば、本当に最高でした。
つまり、福岡公演2日目は花のことばがなくなった分、本来花のことばが披露されるはずだった点から、公演の曲順が1曲ずつ手前にズレたことになり、愛知公演は公演の曲順が花のことばが足された分、1曲ずつ後ろにズレたことになる。
この考察でセットリスト順を当てはめてみる。
福岡公演 2日目
23. Shine! / ALL
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☆24. EVERLASTING / ALL
☆25.お願い!シンデレラ /ALL
※☆はアンコール
愛知公演 1日目
23.EVIL LIVE/ 向井拓海、藤本里奈、的場梨沙、小関麗奈
24.Drastic Melody/渋谷凛、白雪千夜、松永涼
25.Stage bye Stage / ALL
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☆26.EVERLASTING /ALL
☆27.お願い!シンデレラ /ALL
上記の通り、一曲ずつ前と後ろにずれていることがわかる。
このことから、本来のセットリストであれば、EVERLASTINGは8公演全てで25曲目に固定されていたことがわかる。
参考までに比較するが、7thの同枠であるTRUE COLORSは32曲目〜34曲目の間でバラけていることからも、意図してEVERLASTINGが固定されていることがわかる。
この説で考えると、コロナウイルスの影響で、演目の練習時間が限られていたからということもあるが幕間のトークを長めに取り、EVERLASTINGを25曲目に固定するために7thよりも10曲近く曲数を意図的に減らしたとも取ることができる。
☆曲順が表す時計の時針
さて、ここで時計の話に戻るが、この考察の根幹として、セットリストの曲順が時針を表しているという点が、元々の発想の出発点になっている。
時針とは、時計の針の短い方のことで、これを文字盤に当てはめてみる。
つまり、25曲目の楽曲は25時、午前1時に歌われる楽曲になっているのではないかというのがこの考察の最も重要な点だ。
アイドルマスターシンデレラガールズでは、12時(24時)に魔法が解けると同時に、シンデレラは灰被りに戻るのではなく、その次の魔法がかかるというのが基本的な解釈になっている。
つまり、EVERLASTINGを25曲目に固定する意図として、新たな魔法にかかったシンデレラたちが、一番最初に歌う曲をEVERLASTINGにすることができる。
そして、これを上記の考察と交えてみると
新たな魔法=10年の先の魔法→11年目の魔法
と解釈する事ができる。
まとめると、「EVERLASTINGは10周年のメモリアルソングであると同時に11年目の始まりの曲であることを、24時の後に一番最初に時計台の鐘を鳴らす、25時の曲として固定することで暗に示した」ということだ。
さて、この考察から福岡公演の24曲目の固定だったShine!を見てみると、めちゃくちゃエモい事が判明する。
Shine!の歌詞を見てみる。
ねぇ 捜していたのは 12時すぎの魔法
それは この自分の靴で 今進んで行ける 勇気でしょう?
24曲目に固定されていたShine!、この考察での時計台が示す、時刻では、24時、つまり12時に披露されているという解釈で見てみるとこの12時過ぎの魔法を捜しているShine!がこの曲順となるのは大正解だったことが言うまでもなくわかる。
そして、Shine!はアンコールではないことから、10年目の楽曲(12時過ぎだが、11年目としての楽曲ではない)と定義する事ができる。
つまり、ここでの「12時過ぎの魔法」はまだ見つかっていない。
ヒカリの向こうの 君のもとへ走れ
この歌詞で、EVERLASTINGの前に披露されたこのShine!が実は10年目と11年目を繋ぐ楽曲であることが明確にされている。
これを踏まえて沖縄公演の24曲目アンコールだったステップ!と歌詞を読み比べてみると、「次の場所」へ向かう Shine!と「前進する」ステップ!、そしてここに加わるが、幕張公演2日目の24曲目である「進め」を冠する楽曲であるススメ☆オトメ 〜jewel parade〜が限りなく同質の力を持った楽曲という事が伺える。
同時にこの公演における24曲目は日付変更の地点(新たな魔法にかかる瞬間)の意味を持ちながら本来の時計が持つ性質である、異なる2つの時間軸を繋ぐ楽曲が当てはめられるという考察ができる。
ごちゃごちゃしてきたので、ここまでの考察を加点しつつまとめると、
- シンデレラの時計は、24時(12時)を境界に、異なる時間軸を繋ぐ事ができる。そのため、24曲目は「何と何を繋いでいるのか」、「その公演でのEVERLASTINGが何を意味しているのか」を説明する楽曲が採用されている。
- アンコールになっているEVERLASTINGは25曲目(25時→午前1時)に固定されているため、24曲目まではあくまで10年目までのシンデレラガールズの楽曲と定義される。
- ただし、アイドルたちがシンデレラコレクションに着替えるために一度ステージから降りた瞬間に10年目としての演目は終わるので、アンコールで行われる楽曲は11年目の演目と定義される。そのため、24曲目ないしそのEVERLASTINGが10年目としての演目か11年目としての演目かはアンコールであるかどうかで定義することができる。
ここまで大丈夫でしょうか?
続けていきます。
☆過去から今を繋ぎ、Ifを繋ぐ島村卯月
さて、ここで別の公演の24曲目を見てみよう。
同じく幕張公演の1日目の24曲目である、「キミのそばでずっと」はシンデレラガールズのメインヒロインであり、新時代を冠するユニット、ニュージェネレーションの島村卯月が独唱していた。
そもそも、キミのそばでずっととはどのような楽曲なのかから紐解いていく。
キミのそばでずっと/THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS for BEST5!(島村卯月、高垣楓、三船美優、森久保乃々、依田芳乃)
この楽曲は、実は島村卯月がシンデレラガールとなった、第5回シンデレラガール総選挙の選抜楽曲のB面(track02)である。
シンデレラガール総選挙の選抜楽曲のCDは、B面はA面よりもその年のシンデレラガールの性質を色濃く映し出すという性質を持っている事が多い。
つまり、この楽曲はソロ曲を除いて、最も純度が高い島村卯月の楽曲と言い換える事ができる。この曲をソロで歌唱することのヤバさがお分かりいただけるだろうか。
話は戻るが、では「この曲は何と何を繋いでいるのか?」という事が大事なポイントになる。
ここでこの公演だけの特殊な出来事がある。セットリスト順を見てみよう。
幕張公演1日目 セットリスト
24.キミのそばでずっと/島村卯月
25.EVERLASTING/ ALL
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☆26.お願い!シンデレラ
そう、実はこの幕張公演だけ、EVERLASTINGがアンコールではないのだ。
ここで、この考察の定義を振り返るが
24曲目ないしそのEVERLASTINGが10年目としての演目か11年目としての演目かはアンコールであるかどうかで定義することができる。
つまり、この公演のEVERLASTINGは10年目としての演目であるという事になる。実際に考えてみると、実は幕張公演は10周年当日とその前日に行われていた公演であるため、先ではなく、今としてのEVERLASTINGであると捉える方が自然だ。
キミのそばでずっとに戻るが、歌詞を見てみると
どんな過去の痛みも 分け合って
運命に 試される時も きっと乗り越えられる
とあるように、過去を今に繋いでいることが歌詞から伺える。
島村卯月がメインヒロインとして繋いできたこれまでを歌うことで、この日の公演の24曲目は島村卯月を通して、過去を現在に繋いでいると考える事ができる。
そして
ふたつの未来 ひとつに重ねよう
という歌詞が違う世界線の未来を重ね合わせている。
ここでいう違う世界線とは、「無観客や、中止など、情勢で制限されることがなかったIfの世界線」であり、こんな状況になったとしても、続く未来は変わらない、全部受け止めることを示唆していると捉えると自然だ。
島村卯月は、24曲目で「過去」を司っている。
☆偶然が作り出した24時の魔法。今を歌う渋谷凛
さて、上記の事情から曲順にずれが生じた愛知公演1日目だが、実は奇しくも、曲順がずれたことで、ニュージェネレーションのもう一人のメンバーである渋谷凛が24曲目を歌っている。
それがDrastic Melodyだ。
この曲は本来であれば、デレステ6周年の日である9月3日の翌日である9月3日に披露されるはずだった白雪千夜と松永涼との新ユニット曲だ。
しかもサプライズでだ。
サプライズは、今この瞬間に初めて聴く楽曲であり、「現在」を鮮明に映し出す。
つまりこの24曲目「Drastic Melody」は、今を未来に繋いでいる。
しかし、愛知公演はこの間にある「一曲」が入る。
この曲については、あとがきで述べるとする。
渋谷凛は、24曲目で「現在」を司っている。
★未来から未来へ、11年目の最初の「ステップ!」
さて、ここから本題だ。
なぜ本田未央のステップが、アンコールとして置かれたのか。
と、ここまでこの考察を読んでいただいた方は既に察している方が多いと思うが、結論から言うとステップ!が現在と過去を未来に繋ぐ楽曲の位置付けにあるからだ。
アンコールであることが、11年目の楽曲であること考察してきたが、実は考察としては不完全だ。もう一点時間軸を超えることを表す事ができるものが明確にある。
それが『衣装』だ。
相葉夕美役木村珠莉さんは愛知公演のソロ曲の瞬間だけ、福岡公演の衣装を見に纏うことで、時間と空間を超えて、「あの日忘れてきた花のことば」を披露した。
そして、今回の本田未央役原紗友里さんもステップ!で衣装を着替えていた。その衣装こそ、アンコールで着替えられるシンデレラコレクションだった。
シンデレラコレクションはメモリアル当日の幕張公演では常時着用だったことからも、10周年の衣装であると位置付けられるので、これを見に纏うことで現在(10周年)を繋ぐ事ができる。
本田未央は、24曲目で「未来」を司っている。
そして同時に、過去を歌った島村卯月も同じようにシンデレラコレクションを着用して歌っているため、卯月、凛、未央を通して過去から現在。現在から未来。未来からその先をこのシンデレラコレクションと24曲目の魔法で繋いでいる。
また、トロピカル公演は、この10thツアーの中で、シークレット追加公演を除き唯一2022年(=11年目)に行われた公演である。
つまり、このライブの座長(センター)を務め、さらにEVERLASTINGのセンターも務めていた本田未央のソロ曲をアンコールに置くことで、24曲目のアンコール楽曲のステップ!は11年目の演目となり、EVERLASTINGを11年目(アンコール)に置いたまま、ステップ!とEVERLASTINGを繋ぐことができる。
ここまでたくさんのアイドルたちが繋いできた全てを開け放たれる扉の先に繋ぐ役目が本田未央にあったと捉えると、史上初のソロ曲をアンコールに置くという型破りをしてまでステップ!をアンコールにおくことの意味が生まれる。
つまり、EVERLASTINGを未来と位置付けたままステップ!を24時の時計が23:59であることが演出の都合上確定してしまうアンコールまでの時計演出を跨ぐことなくステップ!とEVERLASTINGを繋げるには、ステップ!を未来に寄せる(アンコールにする)ことが最適解だったのだ。
総括
この考察が本当にそうかどうかはわからないです。たまたまかもしれないし、こじつけも多い。
時計と曲順。そしてアンコール。この3つが表すものの意図は多分人によって違うんだろうな、というのも理解している。
しかし、この公演で選ばれた24曲目に「進む」という歌詞をもつ楽曲が3曲存在し、残り2曲は「時間」と「永遠」を歌詞に含むことからも何かしらの意図を持っていたこと、EVERLASTINGを25曲目に固定していたことは何かしらの意図を感じた。
あなたはEVERLASTINGにどんな夢を乗せますか?
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