お食事処「おかず」

お食事処へようこそ。いつもありがとうございます。本日のメニューは以下となっております。どうぞごゆっくりお楽しみください。

外ハネから導き出す「本田未央」

 

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私は所謂未央Pなので、至極当然なのだが本田未央が好きだ。

担当を語る上で、「何故担当が好きなの?」ということは言われると難しい。好きに理由は多くは無い。「直感」「一目惚れ」「最初のSR(SSR)」とかが多い理由だろうか。「〇〇の~が好き」というのは基本的には好きになった後についた理由であることが多い。

最初から「貴方の内面が好き」と言ってくる異性を貴方は信用できますか? 私はできない。

 

さて、私がこの未央語リレー3巡目でお話する記事の内容は「何故本田未央が好きなのか」ではなく、「本田未央のどこがいいのか」である。とはいえもう3巡目。語り尽くされてもいるとは思うので、内面<外面  

で話を進めようと思う。その上で外すことができないものがある。

本田未央の外ハネだ。

ネタのようにみえるかもしれないが(いやまぁネタだけど)結構真剣である。やめてくれ、ネタな記事だと思うのは。

 

さて、先にこの記事の読み方について説明したい。内容的にキーになるポイントは赤字で記し、そこから導き出される本田未央の内面的部分(筆者の想像と主観)をオレンジで記す。断っておくがこれは未央担当Pの総意でもなければ、未央語リレー参加者の総意でもない。筆者一個人の本田未央の解釈としてご覧頂きたいと思う。

 

 

特徴的な髪型

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トゥインクルスター

さて、本田未央最大の特徴である髪型である。

アイドルマスターシリーズにおいて、肩より髪が長いアイドルの比率が圧倒的に多い。その中で本田未央は特に短い。

肩にかからず、毛先は外に跳ねている。しかもこれはわざわざ外に跳ねさせてるようである。この手の髪型によくある本体…アホ毛も存在しない。表情の元気さも相まって、男の子に見えなくもない。性格も比較的女の子らしいというかは、男の子のサバっとしてる感じに近い。

 

さて、本田未央の髪型についてだが、耳元の上あたりにかけての編み込みのアレンジがあるカードも存在している。

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パーフェクトスター本田未央

さて、この編み込みだが、パーフェクトスターのカードでされている。このカードは後ろで良い雰囲気の状況を卯月がみているというカードであるが、つまりはこれは卯月と凛目線で見てもPに対する未央の勝負際であることが伺える。人の告白って見るの楽しいよね。

 

「つまりどういうこと?」だが、ニュージェネの中なら未央は一番こういうことに敏感である。その状況に卯月が分かってて、未央が分かってないわけないよね?という理論からいくと、未央は勝負際とわかった上でヘアアレンジを意図的に見せた可能性が高い。攻め際だ。

問題は、この編み込みを「未央本人がやったのか、それとも誰かがやったのか」という話になるが、これは後者の可能性が高そうだ。でなければ、凛と卯月が見てる理由が説明つきづらいし、スタイリストさんの判断で編み込み、仕事に望んだが、せっかくいつもと違う髪型でPと良い雰囲気な状況をスチール撮影待ちの卯月と凛が後ろからみているというのが自然的解釈ではある。仕事をしなさい。

 

つまり、ある種未央は自分の髪の編み込みの価値にある程度気づいているということにもなる。耳に髪をかける仕草をしてるのであからさまに見せに行ってる感は否めない。

逆にいえば、精一杯の未央のヘアアレンジなので、髪でオシャレをすることに関しては未央自身にも興味があることが伺える。

 

じゃあなんで短髪なの?

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ステージオブマジック 

これに関しては賛否両論(?)があるが、ここでは私の個人的主観を述べようと思う。

スターライトステージのウワサの中に「子供の頃は男物の服を着せられていた」というものがある。

本田未央の家族構成は三兄弟。兄、未央、弟構成である。(公式設定)

つまり、家にある服は男物が多いことが予想される。筆者の家族構成は姉、姉、筆者(男)だが、筆者も実際に3歳くらいの時は女の子物のピンクとか、フリフリの服を着せられてた記憶がある。おジャ魔女どれみとか、しゅごキャラとかセーラームーン見せられてた記憶がある。仮面ライダーとか戦隊ヒーローなんかはマジで見た記憶が無い。その影響からか、筆者は結構可愛いもの好きだったりする。

 

至極どうでもいいが。

 

さて、では本田未央は幼少期に男物の服を着ていたということは、例えば青色だったり、スカートよりもズボンを履いていた少年のような女の子だったと予想がつくが、そんな近所のヤンチャなおてんば女の子を貴方の中で想像して欲しい。

髪、ショートじゃないですか?

という感じで、本田未央はおそらく幼少期からショートヘアなんだというような想像がつく。

ここからは更に筆者の想像でしかないが、この理論で行くと本田未央小学校低学年くらいで一度髪を伸ばしたんじゃないかと私は想像している。

 

ショートヘアでいること

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↑クラスメイトも可愛い

本田未央は誰にでも距離が近い。男女問わずだ。嫌われ者じゃないし、陰で悪口を言うタイプでもない。

そんな未央だからこそ、周りに人が多くいる。アニメでもゲームでも描かれているが、小学生からこうなんだとしたら、本田未央が女の子としての自覚を持ち始める頃に髪を伸ばすことは1度は試すはず。誰でもそうじゃないが、私が小学生低学年の時なんてはっきり言って女の子にデリカシーのないことを言ったりはしてた。じゃあ伸びてきた髪を見て男子が未央にどんな言葉をかけたか。悪気はない。だって小学生。男女の違いがまだ自覚が大きくない時期だ。

 

「本田、髪いつ切るの?」

 

完全に想像だが、男うちで私も同じような経験がある。いるんですよね、髪を長いこと切らないでボサボサになる男子。これは「切りに行くのがめんどくさい」だったりすることが多い。

だが、小学生の頃なんて、髪型の変化について特に深い意味を考えないで言ってしまうものだし。

でも、これがもし、未央の中で

本田未央という女の子はショートヘアの女の子なんだと自分の中で固定してしまったとしたら。

 

「…あ、あはは…!こ、今週末切るって!」

 

 

本田未央がアイドルになった理由

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エピソードコミュ 本田未央

 

本人曰く「昔からなりたかった訳じゃない」

「皆に楽しんでもらう」とあるが、この昔はいつなのか。

具体性が欠如している。ある筈だ、彼女を決定的にアイドルへと向かわせた決定的な何かが。

 

本田未央というアイドルはアイドルマスターシンデレラガールズのアイドルである。

シンデレラガールズアイドルになった目的どんなアイドルを目指すのかというアイドルになったあとの方向性がコミュで描かれることが多い。つまり、アイドルになるまでもシンデレラストーリーになっている事が多い。

 

具体例でいえば、アニメの卯月は養成所の仲間がみんな辞めてしまっても、自分はアイドルになることを夢見て頑張り続けた。結果歯車は回りだし、アイドルになった。

もっと深いが、少し噛み砕く。

 

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この衣装デレステ実装して欲しい

ニュージェネの3人をアニメ視点で見た時、卯月、凛と未央では決定的に違う点がある。

さて、1話開始時点で卯月をメインの視点から始まり、プロデューサーの補欠合格の通知、そして決まっていないあと2人のメンバーが揃うまでの期間。

街で見かけた魅力的な女の子渋谷凛へのスカウト。難航したものの、何か夢中になれるものを探していた凛はアイドルというものに夢中になる卯月の笑顔で何かを感じた凛はアイドルになることを決意する。ここまでが卯月と凛が出会うまでの流れ。 そして2話で未央と出会う。

 

2話での未央は「時は来た…!」と自信ありげな発言をしたり

 

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エレベーターに挟まったりする。

(ちなみにここ、シンデレラという上へ登るエレベーターに滑り込んだという隠喩された意味がありそう)

 

この後だが、シンデレラプロジェクトルームに現れた未央と凛、卯月。ちひろさんから「3人が残りのメンバーです」と告げられここでシンデレラプロジェクトが確定する。

 

しかし、ここまでの流れで未央がアイドルのオーディションに合格する前までの発言は「4番!本田未央です!よろしくお願いします!」だけである。

卯月凛と扱いの差があるのは差別だと言いたい訳では無い。むしろ、凛にアイドルになるという決意を抱かせるために1クール使えるくらいだ

しかも、未央は自発的意思でアイドルオーディションを受けているので描く必要はないとも言える。

 

つまり、本田未央の「なりたいアイドル像」も「何故アイドルになりたいのか」もアニメでは描かれていない(描写リソースが圧倒的に足りていない)のである。(というか、テーマ的には卯月がヒロインなので、30分×25話で登場アイドル全てを描くのは不可能なので描写不足なのは仕方ない。むしろあれをシナリオにしてくれたライターさんにお礼を言いたいレベル。)

 

さて、じゃあ本田未央が何故アイドルを目指したかをここから想像で話して行きたい。

 

アイドル=女の子らしさ 

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オフショットウサミンのリアリティが好き。

アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」で、アイドルに憧れる女の子で最も未央に近い感覚なのは私は安部菜々であると考えている。

どのへんが、というと周りが自分に対して思うイメージとのギャップだ。

安部菜々は17歳とされているが、母親からの電話等から、少なくとも20歳は越えているという説が通説である。周りからは「もう無理」「いい歳でアイドル」というように言われたかもしれない。

でも、彼女はアイドルの頂点に立った。

彼女は諦めなかった。強い意志を持ち続けた。自分が憧れたアイドルを、小さい頃からなりたかったアイドルを自身で夢を叶えて見せた。

 

彼女がアイドルになった理由は「憧れ」。

なりたくてなった。それが理由。理由でいえば島村卯月に近いが、安部菜々島村卯月ではなった後の夢が逆だ。

Congratulation.おめでとう菜々さん。

 

さて、話を戻すが、本田未央デレステコミュのオーディションでも「自分に向いていると思った」から「なりたいというかなってみたい」といった比較的これになれたらいいなぁ位の感覚でアイドルを始めているような節がある。

 

だが、実際私はそうは思っていない。

前述の本田未央というアイドルがショートヘアなのは、自身の境遇から伸ばすタイミングを失ってしまったのかもしれないというようなお話をしたが、そんな自分を変えたい、お姫様のような存在が彼女にとって女の子らしさだったのかもしれない。

アイドルにはチャレンジしてみたといった感覚に見えるが、カリスマアイドルの城ヶ崎美嘉を知っていたり、川島瑞樹高垣楓といったアイドルに興奮気味で食いついていることから、本田未央はアイドルになる前の時点からアイドルに詳しかった(もしくは好きで見ていた)ことが伺える。

 

さて、そんな中で本田未央はアイドルを目指すことになるが、オーディションを受けた本田未央。そして話は6話のニュージェネ初めてのライブに向かうが、彼女を彼女たらしめているのがあの回だと僕は思う。

 

彼女の中には「たくさんの人に見てもらうこと」がアイドル像として確立していた。もちろんトップアイドル城ヶ崎美嘉のバックダンサーを務めたということが、成功=会場を埋め尽くすお客さんとなってしまったことがあの態度に出てしまったことは問題ではあると思うが、ここではその議論は置いておこう。

漠然としたアイドルという仕事の中で、彼女は何故アイドルを目指したのか。

 

可愛い衣装

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ポジティブパッション。メロンパンじゃない

本田未央のアイドルを目指した理由の中に衣装は避けて通れないと考えている。

本田未央は私服が圧倒的にパンツであることが多い。(下着じゃないぞ)

人気のカード[オンリーマイスター]や最近のカード[トゥインクル・スター]は特訓前、特訓後を問わずパンツスタイルである。しかし、スターライトステージに実装されているSR以上の本田未央は特訓後はひとつの例外もなく、スカートで構成されている。2019.4.24時点でスターライトステージで3Dモデルで本田未央が着用可能な衣装も同じく全てスカートである。PTGちょっと微妙かも。

 

スターライトステージは「ステージに立つアイドルをテーマにしたゲーム」である。つまり、アイドル本田未央の理想像に近いものがスターライトステージであるともいえる。

そのスターライトステージで全てスカートで構成されている本田未央。そして、そのスターライトステージのウワサで「男物の服を着せられていた」という内容。そしてショートヘアと特徴的な外ハネ。

本田未央のアイドルになりたかった理由と深く絡み合ってくると私は思う。

 

本田未央本田未央担当プロデューサーが目指す「シンデレラ」

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第8回シンデレラガール総選挙。ありがたいことに、本田未央はシンデレラガール筆頭候補と言われている。

アイドルになってゴールした本田未央。そんな彼女が何故シンデレラガールを目指すのか。

 

何故、アイドルの頂点を目指すのか。

 

「2年連続2位だから。」

 

「ニュージェネ最後の1人だから。」

 

もちろん全て理由として成り立つ。

私はもっと根本の部分で本田未央というアイドルを一番にしたい理由がある。

 

本田未央は小心者である。これはよく未央Pが使う言葉だが、あんなに元気で誰にでも距離が近い積極的にフレンドリー本田未央のどこが小心者なのか。

小心者は気が小さい、臆病といった意味を持つ。

気が小さい人が積極的に人に話しかけに行けるのか。

否、私は根本が逆だと思う。

 

先述した通り、本田未央ショートヘアの外ハネのアイドルであることが周囲のイメージとして確立している。それはおそらくアイドルの中としてではなく、私達が生きるこの世界でも同じように確立されている。

 

このショートヘアの外ハネという1文をそのまま「元気で誰にでも距離が近い積極的にフレンドリー」に変えてみる。

 

本田未央は元気で誰にでも距離が近い積極的にフレンドリーであることが周囲のイメージとして確立している。

 

本田未央という女の子は、15歳の女の子は、周囲のこのイメージのうえ、自分を創っている。

私はそう考える時がある。

 

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本田未央というアイドルの軸。

それがわかってない彼女。根本が違う。

彼女は本田未央という1人の人間の軸を自身で作れていないのだとしたら。

 

今ここにいる本田未央が、皆が求める本田未央の姿だとしたら。

自分の方向性を作っていくアイドルという仕事の中で、それは絶望的な欠如になる。

 

そんな本田未央というアイドルは、フワフワとした姿勢から、自身よりも周りを優先してしまうそんなアイドル感を見せていってしまう。自身よりも人を。誰よりも目立ちたがり屋なようで、本当はちょっぴり引いてしまう。

アイドルという舞台に立って弱点だったはずのそんな所が輝いて、それはひとつの個性になって。

本田未央というアイドルを本田未央としているそんな優しさ、気配り。

自分の為より誰かの為。

 

人が思ってるより不器用で。

 

人が思ってるより気が弱い。

 

そんな本田未央というアイドルは、自分の意志で一番を目指す、たった一つの星を目指す決意をした。勇気をみせた。

 

それが[オンリーマイスター]という1枚のカードだった。

 

このカードは今までの本田未央というアイドルの方向性ではなく、本田未央という1人のアイドルを確立させ、誰よりも光らせるために。そして、たった一人のシンデレラへとする為の未央P皆への贈り物だった。

 

皆の為に、自分の仲間のために努力するそんな本田未央が好きだ。

 

でも、未央Pというアイドルマスターシンデレラガールズが好きな人達にとって、誰よりも本田未央という一人の女の子がナンバーワンでオンリーマイスターだ。

 

りあむ、加蓮、ナターリア。

智絵里、奈緒、雪美。

忍、こずえ、七海。

まゆ、梨沙、奏。

 

たくさんアイドルがいて、みんな魅力的だ。

 

でも、誰かのためじゃなくて、自分の為に。

本田未央というアイドルの輝きを証明するために。

 

昨年度シンデレラガール総選挙楽曲の「Trust me」の未央パートにこんな歌詞がある。

 

 

この場所に立てるのならば
闘うことは恐れない

 

誰かとぶつかり合うことが好きじゃない彼女が決意を決めたこの総選挙。

 

僕は彼女をシンデレラガールにしたい。

 

彼女が1人でも輝けるって証明したい。

 

光り輝く「星」に。

 

 

一番「星」に。

 

たった一人の言葉でしかない。

でも、それでも。

 

一人でも一票でも。

 

この駄文を読んで、本田未央というアイドルの輝きにかけてくれる人がいるのであれば

 

僕は伝えきれないくらいの感謝を伝えたい。

 

 

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「……この時期って、まだまだ夜になるのが早いよねー。ほら見て。あれは……一番星! たしか……金星だっけ?

 

夜はまだまだ長いのに、ひとりだけせっかちに輝きだしてる子だね。他にも星はいるのに、目立ちたがり屋でさ。

 

でも……私は、あの子の気持ち、分かるなぁ。三つ並んだオリオンもキレイだけど、一番星は独りでも輝いてるんだ。

 

つまり、何が言いたいかっていうと……私、決めたんだ。誰かのために引いたり、誰かに頼ったりするの、やめようって。

 

友達も仲間も大事だし、ユニットの活動も大切だけど……私は独りでも輝いてるって、みんなに思ってほしい。

 

アイドル本田未央は、ちゃんと一番星みたいに輝きたいんだ。でも……私は弱いから、時には迷子になるかもしれない。

 

そんなときは……あなたのパワーで、引っ張ってほしいんだ。プロデューサー。こんな私だけど……明日からも、よろしくね。えへっ☆」

 

 

 

P.S.

卯月、誕生日おめでとう!

いつもたくさんの笑顔を見せてくれる卯月をずっと応援してるよ!

これからも羽ばたけ!

 

 

2019.4.24  #1日1未央語リレー 寄稿

おかず(@Pa_Orange_3star)

吹き抜ける風と静まった風。久川颯と久川凪。

 

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4/16、O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!が配信された。

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!は4/2に開始された「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」における「LIVE PRADE #16」において新アイドルの久川颯と久川凪の2人が歌う曲だ。(ちなみに2人の誕生日は6/16なので色々16に被せてるのはエモいね)

2人は双子のアイドルで、ユニット名は「miroir」(ミロワール)。フランス語で「鏡」の意味を持つ。

双子だから鏡という表現は限りなく近いと思われがちだが、案外そうでも無い。

似てるけど全然違う2人の話をしようと思う。

 

久川凪というアイドル

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凪はアイドルになります。Pに声をかけられたら、アイドルになる運命から逃れられないとか、そうでもないとか。でも、はーちゃんもアイドルするなら、それはそれで…エモいな
 

性格は比較的変わっているというか、熱血とか努力を信じなさそうなタイプ。その独特の語り、恵まれた容姿、尖った個性が求められる最近のアイドル向きの個性。

オーディションを受けて合格した颯とは対照的にプロデューサーにスカウトされることになる。

 

さて、颯と凪の関係だが、凪から見る颯はどういったものなのか。

 

事務所内で見知らぬ子に出会ったPは何しに来たのかを聞くが、イマイチ話が噛み合わない。

そこでプロデューサーは尋ねる。

 

P「オーディションは受けた?」

 

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オーディションへはもう行ってますね。

きっと合格間違いなしですよ。


一見、自身の才能や容姿からみて合格を確信する高飛車女に見えるかもしれない。

 

しかし、このセリフは凪の凪自身のことについての話ではない。

凪が颯について当てたセリフだ。

 

この日、颯はアイドルになるべく、オーディションを受けていた。オーディションは簡単じゃない。それに対してPが凪に聞いた「オーディションは受けた?」に対して、即答でしかも特別感情を起伏させることなく凪は答えた。

 

合格間違いなしですよ。 と。

 

ここから見えてくる久川凪というアイドルは、「他人を見る目に長けている」ということがわかる。

もちろん「身内なんだから合格を確信してるんじゃないの?」という気もするが、凪はそういう具体性にかける確信で物事を進める女の子ではない事が各所に窺える。

 

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アイドルというものの飽和によって、忘れてきているかもしれないが、アイドルとは「島村卯月のような普通の女の子が、周りが辞めてしまっても諦めきれないそんな女の子の憧れ」である。17歳の島村卯月が「なりたい」と思い続けてなったアイドルに14歳の新人アイドルは言う。

なにか意味はありますか。

これから、意味を作っていくのですか。

……それには少し、興味があるな。
 

漠然とアイドルになるという、アイドルになることを目指し憧れを叶える島村卯月のようなアイドルがいる一方で、久川凪は

 

「アイドルになった自分に意味を求める」

 

ある種哲学じみている。

人というものが「一人で人間として成り立つ」ということをわかっているように見える。

 

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!の2番の凪のラップパート。

 

ワタシたち そもそも別人

楽しみも趣味も違うし

頭の中 心の中

それぞれなんだ

それでも君が知りたいし 本当の自分でいたいし

あとはもうさ ちゃんとそうだ 真正面からどーん


つまり、久川凪というアイドルは久川颯というアイドルと双子であるが故に自分たち一人一人が別の1人の人間であること、久川凪と久川颯に個々の意味を見出す為にアイドルになったのでは無いだろうか。

「久川颯という1人を知りたいし、久川凪という本当の自分を見つけたい。」

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でも、見つけるのは自分だけじゃなくて、妹の颯と一緒に。

 

 

 

久川颯というアイドル

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久川颯、今日からお世話になります!宜しくお願いします!へへー、練習してきたし。やっぱり先輩とか、同僚?とかも、大事でしょ。大丈夫だって、はーはそのあたり、完璧だから
 

颯は、おそらく才能はない。個性もない。

言うなれば、「元気でハキハキしてて、可愛くて平均よりスタイルがいい」位の普通の女の子だ。

世間目で見て。

 

颯の持っているものは今この段階では読めない。だが、今現在の情報から、久川颯というアイドルを見ていこうと思う。

 

ただ可愛いだけのアイドルは売れない時代。それが7年目のアイドルマスターシンデレラガールズだ。

追加アイドルには炎上系、ネット系、吸血鬼の末裔、僕。個性が振り切れている。

その中で、久川颯は双子という個性以外では何も持っていない。だが。

 

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颯はオーディションの中で一度も双子ということを言わなかった。

自分自身の「久川颯」を見てほしいという彼女の表れともいえる。

 

個人的な話になるが「オーディションの段階で自身のアイドル像に具体性がない」という点において、筆者の担当アイドルに共通している

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そう言えば本田未央も目的はあっても具体性は無かった。

 

みんなに好きになってもらいたいけど、本当は…

という颯の胸の内はなんとも言えないが、颯は「二人じゃなくて、颯を見せる為にアイドルになる」ことを目指す。というのがテーマである。このテーマの中で、凪のアイドル合格は想定されていただろうか。いや、ない。

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はーとなーはいつでもセットじゃないけど、14年間一緒だったバディなのは、間違いなくて。ふたりでしかできないこともある。だから…。
 

 

颯というアイドルは思ったより深いのかもしれない。 そう思えたセリフがこのセリフだ。

颯は「双子であること」の核心をつくセリフになると、口篭ったり、「…。」が増える。逆に言えば、双子であることの核心をつくような話になる時には口篭ってしまう

 

ところで、あなたが口篭ってしまう時はどんな時ですか?

わからないとき、きまずいとき。

 

言ってしまったら何かが壊れてしまいそうなとき。

 

久川颯は久川凪に劣等感に近い何かを感じているのではないか。

私はそんな仮説を立てた。

颯のアイドルになった理由

 

みんなに好きになってもらいたい。

でも、ほんとは…
 

2人じゃなくて、一人を見て欲しい。

 

久川姉妹じゃなくて颯と凪で見て欲しい。

 

これがオブラートに包まれているとしたら。

 

久川颯は久川凪に認められたい。

 

その為に、久川凪と久川颯じゃなく、「久川颯はアイドル」として「久川凪」という自分だったかもしれないもう1人の波立たせない風にサッと吹く風を認めてほしい。

 

でも、本当は。

凪は颯のことを認めている。

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誰よりも。

凪は類まれな個性と才能。魅力。そして少しばかり年相応のスタイル。

アイドルには「スカウト」された。

 

颯は一般的で無個性で、普通の女の子。そして年不相応の抜群のスタイル。

アイドルには「オーディション」で合格した。

 

颯とは

吹き抜ける風。

 

凪とは

風や波が静まること。

 

鏡のような、見た目は似てても全く正反対の双子の久川姉妹のそれぞれが持つアイドルとしての個性をこれからも見続けていきたい。

 

さて、ここまで読んで下った方。

これらを踏まえてこの歌詞、どうですか?

 

 

 

大好きな人の隣の席にいるのに、話が噛み合いません。どうすればいいですか?

 

 

 

 

 

ドームの中心で愛を叫べるか?

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皆さん、好きなアイドル、担当アイドルはいますか?

これは特に議題ではなく、いるという前提の元で話が進むものですので、箱推しの方はある意味無関心になってしまうかもしれないことを初めにお伝えさせていただきます。

 

 

好きなアイドルや担当アイドルは今やアイドルマスターのシリーズを問わず重要なものになってきています。

特に、シンデレラガールズでは総選挙という制度が4月から6月にかけて行われており、この票を巡って担当間の浮遊票争いが行われたり、担当を1位にしたいがあまりに、良くない方法を取ってしまうという場合もあります。

 

この備忘録のタイトルにもなっている「ライブの中心で愛を叫ぶ」だが、シンデレラガールズの6th LIVE ナゴヤドーム公演2日目の開演前にでこんなことがあった

 

シンデレラガールズのライブでは、開演前にシンデレラガールズの曲がアトランダムに流れます。その曲でコールをやってみたり、ペンライトを振ってみたりする人がいます。ナゴヤドーム公演2日目では櫻井桃華ラヴィアンローズが流れていました。

ナゴヤドーム公演では櫻井桃華照井春佳さんは来ませんでした。つまり、一般的に考えると「担当の声優さんが来ないライブ」なので、関東圏の方では名古屋まで行かないという方とおそらく多いと思います。サプライズや他のアイドルが歌うといった場合を覗いて100%公演で行われない曲であるラヴィアンローズ

 

そして、ラヴィアンローズはAメロにさしかかった

 

いついかなるときだって 目を離しては行けません

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁい"""""」

 

おそらくスタンド席だろうか。

ステージから見て右手後方。

 

1人の桃華Pが渾身の声をあげて叫んだ。

その直後、それに対して公演前の徐々に上がるボルテージから湧く拍手。気付けばナゴヤドーム約5万人から彼一人に拍手が注がれていた。

Twitter上で検索をかけてみたところ、なんと彼は栃木県に住んでいるようで、副担等々考慮に入れても担当の声優さんが来ないライブのためにわざわざ名古屋まで遠征していたことになる。

 

終わってみればこの行為は称賛の声が多く見られた。

「桃華P凄い」「ほっこりした」等々見られた。 だが、実際のところ、彼には相当の勇気がいるはずだ。

この手の絶叫はリスクがある。批判のリスクだ。

「うるせえ」や「厄介オタク」などと思われることもよくあり、批判されてしまうことも多々ある。しかし、これは批判が幾分かあったにしろ、総合的には賞賛されていた。

 

さて、この事象を踏まえた上でだ。

問いたい。

 

「あなたはリスクを背負った上で自分の好きなアイドルのためになにか出来るか?」

 

基本的にはこれで「リスクを負いたくないからあまり激しいことはできない」ということも決して悪いことではない。というかそっちの方がリスクマネジメントが出来ているといえる。

 

リスクマネジメントを怠ると、批判を浴びたり、干されたり、最悪の場合法を犯すといったことが起きてしまう。正直これはアイマスに限った話ではないが。

しかし、何に対しても担当に対しての活動にはリスクがあることは常に頭に入れておきたい。

 

例えば、「担当の歌ってるCDを買う」にしても、1300円近くを払うというリスクを負う。(実際にはリスクというかは対価ではあるが)

 

担当のイベントを走るということにしても「ジュエルを使う」「自身の時間を失う」というリスクがある。ジュエルに感じてだけ見ても総選挙期間では間接的に票に回せるジュエルを割くということにも繋がり、走っているだけで同担からよく思われないこともある。

 

でもCDは買うし、担当のイベントを走る人は多い。これは無意識に「担当のイベントを走ったり、CDを買った場合のリスクや対価を天秤にかけて個人的にCDやイベランが自身の中で比率が大きい」から結果としてそうなる。このリスクマネジメントの程度は個人の感覚に委ねられてくるものである。しかしそのマネジメントが全体の許容範囲から外れてしまうと炎上になるという。

 

遅刻の許容範囲が友達間の関係なら10分くらいなら許されるけど社会では5分でも致命的なのと同じ感じだ。法を犯さない基本的な尺度は1人ではなく全体で決まる。

 

つまり逆に言えば、どこまでいってもイベランする人に対してよく思ってない人も0%では無い、ということだ。何故そういう問題が起きないかと言うとイベラン勢をよく思ってない人がそれを表立って発言した場合に起こりうるリスクをマネジメント「イベラン勢は嫌いだけど、これを言ったらイベラン勢に叩かれるし、個人的感情だし言う必要ないなぁ…」などとした上で言うべきではないという判断を持っているからである。

 

さて表題に戻るが、このTwitterでの炎上を5万人のライブ会場と見立てよう。

何かをする時、それをあなたは

 

「約5万人のライブ会場の開演前に叫べますか?」

 

とりあえず人前で喋ったり叫ぶのは恥ずかしい…というようなシャイだよという話は置いておくとして、比較的匿名であるSNSであるが、基本的には知り合い同士が近くにいるライブ会場と似たようなもので、ここで言えるかどうかが今考えるべき問題でもある。それが繊細な問題であればあるほど。

 

このリスクを考えて、Twitterでは言わないけど思ってることはあるということは誰にだってあるものだし、言わないのは嫌だけど、全体では言えないという人のために鍵垢があったりする。その上でだ。

 

「今、貴方が言おうとしてる事、言ったことがどういう影響を与えるか考えていますか?」

 

究極的な話では、総選挙は〇〇好きだから私の嫌いな△△に投票するやつはブロックするとツイートすることを誰にも止めることは出来ない。これは自己責任の元で呟かれることになるが、アイドル△△陣営にとってはそれは〇〇Pが△△嫌いって言ってんぞって話になる。△△の陣営と〇〇陣営の両者が揉めてけなしあいを続けた場合、得するのが〇〇の対抗馬になっている□□というアイドル。という構図である。

もちろん、△△に投票したやつをブロックするのは最初の発言者の自由だが、その発言者は逆に〇〇とその〇〇陣営のイメージを悪くしてまで自分の主張を5万人の前でかい声で叫んだことになる。△△というアイドルの人気に焦り、勝ちたいが故に気持ちがはやりすぎ、リスクマネジメントを怠ってしまったと言えるだろう。この場合はメリットよりもデメリットの方が大きい。この手のリスクマネジメントには「フォロワーもいないプロフ画像も登録してないいわゆる捨て垢で〇〇陣営を装った□□陣営の印象操作」という場合もある。捨て垢の過激な発言を過剰に取り合うのは誰も得しないし、なんならこの場合□□陣営は自演を疑われるのでこういう卑怯な手段を用いるのはやめようね。

 

似たような構図だと、「次のイベントはユニット〇〇〇だよね!〇〇〇のメンバーP名乗るなら走って当然だよね!」ということも同じようなことを起こす。デレステのイベランだと最高上位報酬は2000位まで。例えばデレステの人気ユニットLiPPSなら、シンデレラガール塩見周子を含め、超のつく人気メンバー5人で構成されているユニットの総合担当の人数が2000人しかいないわけが無いよねって話で、入れなかった人が「俺は〇〇〇担当失格だ…」ってなって離れてしまい、コンテンツの期限を短くするといったこともあるが、これは結構目に見える変化ではないので気づかない場合も多い。というかこの発言は質問者自体もプラスになってない。その発言を見て火がついた人が100人いたらボーダーが跳ね上がることになるわけで、2000位入ることを狙ってるなら正直黙ってる方が賢いといえば賢い。(日頃からやってない人はイベントやってることに気付かないで気付いたら手遅れみたいな話は実際聞くので)

 

つまりは、趣味の範囲で、担当のあり方、尺度は全く一人一人違うので何かにつけてそれを人に強制したり、批判する時はあくまでリスクマネジメント(それをやった場合の自分や自分の周りへの影響を天秤にかける)は怠らない方がいいよっていう話。

 

 

さて、この自戒備忘録をここまで読んで頂いたあなたにもう一度問いたい。

 

貴方が担当にかける想いを言葉にする時、行動にする時。それは5万人の前で堂々と叫べますか?

 

この問いを以て、この備忘録の〆とする。

裁定を知ることは自己防衛手段(過去自記事転載)

 

 

デュエマの裁定って分かりづらいところありますよね。

例えばこいつ。

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CS等で処理が分からないとき、ジャッジに質問するのが定石ですが、会場にいるジャッジは人数が限られています。他の対応に当たっていた場合、すぐに駆けつけてもらえない時もあります。このような際、簡単な裁定は自分達で把握しておくことでジャッジを呼ぶ必要がなく両者が理解しているためそのままゲームが進行でき、スムーズなゲームになります。また、相手か自分が本来できないプレイをした際にその場でそれを確認しないまま勝敗を決定し、スコアシートを提出してしまった場合、あとからの勝敗変更は殆どのCSでは認められていません。

もちろん、簡単な裁定の確認でジャッジを呼ぶなということではありません。

知っていればゲームが止まったりせずに、時間切れ両者敗北…といった悲しい自体を少しでも減らすことが出来ると思うのです。

自分が損をしないためにも簡単な裁定は自分で覚えておくこともプレイヤーとしてのマナーともいえます。今回はその具体例として身内のなかでトラブルや、揉めた例をいくつか紹介しようと思います。

 

攻撃の後
攻撃の後、~する。

というテキストは今のデュエル・マスターズにはいくつかあります。もちろんCSやGPでも結構見るものです。

例としては

銀河大剣ガイハート
龍装者バルチュリス
超戦龍覇モルトNEXT
などがあります。

よく聞く例で混在しやすいのは

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龍装者バルチュリスは2体目の攻撃をしたクリーチャーがその攻撃中にバトルゾーンを離れたら、出せるのか?

というジャッジへの質問をよく見ます。

結論から言います。

A.出せます。

 

これは前例に挙げた「銀河大剣ガイハート」や「超戦龍覇モルトNEXT」によってうまれた勘違いと思われます。

このドラゴンサーガ期の火文明のドラグハート関連のカードは特殊で攻撃の後に龍解や、攻撃の後にアンタップなどの攻撃の後のというわかりにくいテキストが多く使われたエクスパッションです。

この時期によく見たのは

 

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龍覇グレンモルトの攻撃で2回目というガイハートの龍解条件を満たした。2回目の攻撃でトリガーでグレンモルトをバトルゾーンから除去できる場合、ガイハートの龍解が先かトリガーの解決が先か?

 

A.トリガー処理が先です。

 

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超戦龍覇モルトNEXTで最初の攻撃をした。そのシールドから閃光の守護者ホーリーがトリガーした。モルトNEXTがアンタップするのが先か、ホーリーのタップ効果が先か?

 

A.ホーリーの相手のクリーチャーをタップする効果が先です。

 

このふたつの質問に関しては、攻撃の後という概念が重要になります。

 

攻撃はいくつかの順を追って進行します。

ざっくりいうと

 

攻撃を宣言

攻撃対象を宣言

攻撃したプレイヤーのアタックした場合に起因する効果を処理

攻撃されたプレイヤーのアタックされた場合に起因する効果を処理

(アタックがプレイヤーの場合)

攻撃がブロックされなかった時に起因する効果を処理

シールドチェック

使用するトリガーを好きな順序で宣言

宣言したトリガーを処理。この際トリガーを使う時に攻撃側のプレイヤーの相手が呪文やクリーチャーを使う際に誘発する効果をトリガーを使う前に処理。

攻撃終了。

攻撃の後から始まる効果を解決できる場合、それらを処理。

その後ターンプレイヤーのアタックフェイズからプレイを再開する。

 

赤文字が最も重要です。

攻撃の後を処理できる場合は処理するというのがルールです。

憶測ですが2体目の攻撃をしたクリーチャーを除去されるとバルチュリスを出せないと思っている人は大体同じパターンと思います。ガイハートを装備したクリーチャーを除去されると龍解できないということがバルチュリスも同じように出せないと焼き付いて勘違いしている人もいるのではないでしょうか?

 

単純にアタックしているクリーチャーが除去されるとアタックの後が存在しないと勘違いしているパターンもありそうですね。

 

イメージとしては「プレイヤーが相手に対して攻撃を開始。クリーチャーを使役して攻撃を行わせた。その使役したクリーチャーがバトルゾーンからいなくなったとしても攻撃の始まりがあるんだから必ず終わりはあるよね?」

っていう感じです。

 

覚えていて欲しいのは、アタック中にターンが強制的に終了しない限りは「攻撃の後」は必ず存在するものであるということです。

つまり、「攻撃の後」というタイミングはアタックした以上、ルール上必ず存在するので2回目の攻撃を成功させた時点で手札にあるバルチュリスが何かしらの方法で手札から無くなっていないかその攻撃中にターンが飛ばない場合、バルチュリスは確実に出るという認識でほぼ間違いないです。よく見るカードですので覚えましょう。

 

S級侵略[轟速]と[宇宙]
この2つ、一見同じに見えますが

別物です。

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[宇宙]はバトルゾーンか手札からバトルゾーンに侵略する効果です。

[轟速]はバトルゾーンか手札か墓地からバトルゾーンに侵略する効果です。

 

しかしポイントが2つあります。

1つ目はこのカードとこのクリーチャーというテキストの差です。

たまに見かけるのはレッドゾーンXの1番上のカードだけを別のカードに侵略している風景を見かけますが、これは間違いです。

 

[宇宙]は

このカードをその上に重ねても良い。

というテキストでかかれています。

この場合、侵略する際重ね直すのは1番上のS級侵略をもつカードのみです。進化元はこのカードではなく、バトルゾーンにある別のカードなので進化元のみでバトルゾーンに残ります。

 

一方、[轟速]は

このクリーチャーをその上に重ねても良い。

というテキストです。

このクリーチャーとは進化元を含めた「禁断の轟速 レッドゾーンX」を構成する全てのカードがこのクリーチャーということになります。

よって侵略する際は進化元も含めてまるごと侵略します。

 

2つ目のポイントはバトルゾーンから侵略した場合、最初からバトルゾーンにいたという点です。

墓地にあるレッドゾーンXで侵略。封印。Wブレイク。横にいる4コスバイクに横侵略封印Wブレイク…

 

みたいな流れでプレイしようとしている人を見かけますがこれは間違いです。

 

禁断の轟速レッドゾーンXの相手のクリーチャーを封印する効果は「バトルゾーンに出た時」です。侵略した時ではなく、バトルゾーンからバトルゾーンに侵略した時、レッドゾーンXは元々バトルゾーンにいたので相手のクリーチャーは封印できません。墓地か手札から侵略、召喚した最初の1回だけ相手のクリーチャーを封印できます。気をつけましょう。

 

ちなみにアダムスキーは相手の山札が残り1枚の場合、削りきることができません。理由は2枚を墓地という確定事項に不足が生じているからです。この場合は通常のシールドブレイクになります。気をつけましょう。

 

進化元のカード
元々あった進化元のカードはその効果を無視する。というのがデュエル・マスターズのルールです。最近の最低変更によってコストなども無視されるという裁定変更がありました。

 

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龍脈術落城の計で死神術士デスマーチの下にある奈落の葬儀人デスシュテロンを手札に戻せますか?

 

A.戻せます。

これによって落城退化は少し弱体化しました。

ちなみにテック団の波壊GO!によってどっちも吹き飛ばせます。覚えておきましょう。

 

置換効果と宣言
デュエル・マスターズにおいて最も強力な効果は「~できない」です。「~かわりに~する」という置換効果が次に並びます。
召喚できない

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この「奇跡の革命 ミラダンテf」のテキストには「相手はクリーチャーを召喚できない」とあります。これは召喚に関する動作を全て行えないということを意味しています。

例えば前項の攻撃の後の部分でトリガーの使用宣言について述べましたが、召喚できないというミラダンテfの革命0が発動している場合、使用宣言を含めた全ての動作を行えないということになります。

 

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~するかわりに~する。

一方、「単騎連射 マグナム」のテキストには「相手のクリーチャーがバトルゾーンに出る時、そのクリーチャーはバトルゾーンのかわりに墓地に置かれる。」とあります。

 

一見クリーチャーがバトルゾーンに出せないという点において同じようにみえますが、これはクリーチャーをバトルゾーンに出す動作を別のゾーンに置く効果に置き換えているのです。

つまり、召喚を含めたプレイヤーがクリーチャーをバトルゾーンに出そうとする行為を止めているわけではないというのがポイントになります。

 

シールドトリガーでデーモンハンドとアクアサーファーがトリガーした場合。
Wブレイクでこの2枚のトリガーが2枚のシールドから見えた場合の比較で見てみましょう。

ただし、呪文を唱えられない効果をもつクリーチャーの効果が発動していない前提です。

 

ミラダンテfの場合
召喚できないという効果が発動している時、召喚に伴うプレイは全てできません。つまり、同時にトリガーしたこのふたつのトリガーのうちアクアサーファーは使うという宣言自体ができないのでそのまま手札に加えられます。

デーモンハンドのみトリガーとして使うことができます。

このデーモンハンドでミラダンテfを破壊した場合でも使う前に宣言をしなければならないというルールなので、このデーモンハンドを使った時点でアクアサーファーは使う宣言をするタイミングを過ぎているので使うことができません。

 

単騎連射 マグナムの場合
マグナムは召喚できないという効果ではなく、かわりに別のゾーンに置く効果です。つまり、アクアサーファーは使う宣言をすることはできます。先にアクアサーファーを使おうとした時は、使った結果、マグナムの効果でバトルゾーンに出せずにそのまま墓地に置かれます。しかし、先にデーモンハンドで単騎連射マグナムを破壊した場合、かわりに墓地に置かれる効果を持つクリーチャーがいないので使用宣言をした結果そのアクアサーファーはそのままバトルゾーンにでます。

 

ポイントなのはできないというのは「その行為に準ずるすべてのアクションを行えない」ということと。

かわりに~するという効果は「使おうとする行為や使いますという宣言を行い、使った結果としてかわりに他のゾーンに置かれている」ということです。

要約すると

 

前者は使うこと自体が禁止されているため、使おうとすること自体ができない。

 

後者は使うことはできるが、使おうとした結果、使うかわりに使えなくなっている為実質的に使えないまま処理が終了する。

ということです。

 

あと使用宣言についてですが、これはそのカードを使う意志を示すのと同時に

例えこのタイミングに宣言することが出来るカードが使える場所にあったとしても、このタイミングでは今見せた以外のカードは使いません

という意思表示になります。つまりは「このカードを使います」という使用宣言は「私は今このタイミングではこのカードしか使いません。」という逆説的な意思表示になるわけです。なぜこうなるかというと手札は相手から見えないからです。 

革命0トリガー等でよく見受けられますがそのアタックが終了するまでは元々別に革命0トリガーを持っていたとしても1度宣言した革命0トリガーでは無い革命0トリガーは使うことはできません。

なぜこうなるかというと、あとから見せた方が100%有利ですよね?

もし手札に2枚ボルドギがあったとして、1枚のボルドギで止めれる可能性があるなら1枚だけ見せればもう1枚の分相手に見せなくていいことになります。相手はこのタイミングで「こちら側のボルシャックドギラゴンは1枚である」という前提でのプレイになりますが、この後に宣言された場合、あとから宣言した方が非公開領域1枚分有利になります。これはゲームとして公平ではありません。よって使うタイミングで宣言をする場合、使うことができるのは宣言した時に見せたものが全て。それ以上は使用出来ない。

ということになります。ちなみに宣言したカードは使える場合全て使わなければなりません。

 

「ボルドギ2枚と鉄拳1枚で止められなかった…じゃあ手札にあるもう1枚の鉄拳見せて止めます」ということはルール上できません。

革命0トリガーに限らずニンジャストライク、シールドトリガーも使用宣言をするタイミングで宣言をしていない場合は後から出しても使えないので、気をつけましょう。例えばブロッカーが手札にない時にヘブンズゲートとサイバーブックがトリガーしてヘブンズゲートを宣言しないでサイバーブックだけを使いますと宣言した時点でサイバーブックでブロッカーを3枚引こうがこのヘブンズゲートはもう使えません。

最大値狙うなら手札にブロッカー無くても宣言しましょう。引けなかったら潔くヘブンズゲートは墓地に置いてください。

 

このようにざっくりといくつか紹介しましたが、プレイヤーが裁定を知るということはイカサマ防止にも繋がります。

例えば去るグランプリ6thでは、某有名プレイヤー(許可を得ていないので名前は伏せさせていただきます。)のデッキに終末の時計ザクロックが6枚デッキに入っていて問題になりましたが、それは「デッキに同じ名前のカードは一部の例外を除いて4枚までしか入れられない。」というルールを知っている前提で問題になってます。

相手の公開領域(マナや墓地、バトルゾーン等)に5枚目の同名カードが見えたとしても、4枚しか入れられないルールを知らなければゲームはそのまま進行してしまいますよね?かなり極端な例えですが、簡単に言えばこういうことになります。

ルールを全て把握するのは難しいですが、知れば知るほどCSや公認大会ではより円滑に、そして相手プレイヤーとも険悪にならずに進行することが出来ると思いますので、是非この機会に基礎ルールを学んでみてはいかがでしょうか?

一人だけの担当アイドル

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アイドルマスターでは、好きな子を自分がプロデューサーであるという立ち位置から「担当アイドル」と呼ぶ。

担当は、そのアイドルを担うことを意味している。これは好きとは明確に違う。

好きということ自体に責任は伴わない。ただ好きになることに責任は伴わない。

担当は違う。担当とは担い、当たること。それに責任が伴う。

 

むしろそれが売りになっている点もアイドルマスターにある。アイドルの人気やファンを上昇させるための責任の伴う関係、それがプロデューサーとアイドルに当たる訳だが、コンテンツのある特定の子を好きになるという普遍的なものは他のコンテンツと同じである。

アイドルマスター界隈では、一時に「担当の資格」という言葉が話題に登るが、ある意味では資格というものは有るのかもしれない。

 

「資格」は担当である資格というものとして、高レアリティのアイドルを持っている。イベントの上位称号を持っているなどといったものを大々的に謳われるが、僕が考える担当の資格というものは本質としては、他のコンテンツで当てはめるならば、「好きである資格」と言って間違いないと考える。そう考えた時、そのアイドルを好きである内は誰もが担当であるといえる。明確に資格の基準なんてものは存在しない、言ってしまえば「好きであること」が「担当の資格」であるということと言ってもいいだろう。

好きであることはそのアイドルを好きであることと同時に、そのコンテンツを好きなことも資格のうちである。自分のアイドルは好きだけど、他のアイドルは嫌いだから攻撃批判していいなんていい理論は成立しない。それこそ、プロデューサーであるなら、同じ事務所や他の事務所に関わらず、他のアイドルを批判するプロデューサーがいるか?と言われればいない。秋元康氏が例えば48グループやそれ以外のアイドルグループや個人を批判すれば、世間は秋元康氏を大々的に糾弾するだろう。それと同じ理論である。

 

・担当プロデューサー

 

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僕は本田未央担当プロデューサーである。比較的珍しいと言われるが、担当は副担も推しも合わせて他にいない。つまり、本田未央単担当プロデューサーである。一途なことを凄いと言われることも実際にある。名刺交換の場でも「他に担当はいらっしゃらないんですか?」とよく聞かれるが、僕の名刺には本田未央にしか記されていない。しかし、情けない話だが僕自身これをマイナスに捉えてしまっている。

 

担当という枷

本田未央はご存知の通り、シンデレラガールを目指し続けている。6回、7回と2年間連続2位に輝いている。もちろん担当であるということを差し引いてもこれは凄いことである。ファン層やスターライトステージでの投票比率の変化などを加えた上で、更に6回ではシンデレラガールズの特に人気高い高垣楓と競い合い、安部菜々とその担当Pの見事な戦いの前に屈せず戦った。そのまま2年間も順位を維持し続けていることは、褒められることでもある。

しかし、結局のところまだ本田未央はシンデレラガールに、一番になれてないことは紛れもない事実だ。

代表して発言するようになってしまったら非常に申し訳ないが、この事実は未央担当プロデューサーの中で少なからず枷になっていると僕は考えている。一つの例外もなくと言えるほどハッキリとした根拠は無いが、少なくとも僕の中でその枷は小さくない。

それが僕にとっては「担当」だった。

 

僕は未央だけが好きな訳では無い。特にキュートアイドルの五十嵐響子、クールアイドルの北条加蓮はもっと知りたい、もっと魅力を伝えたいと思うくらいに僕は好きだ。ただ、この2人を「担当」、「副担」ということはどうしても抵抗がある。僕がこの2人を担当してみたいという気持ちはある。もちろん名刺に書きたいし、もっと知ってもっと好きになってもっと話したいと思う。でも担当と呼ぶ時に、自分の引き出しの少なさ、そしてこのアイドルをずっと好きでいられるか。そういった不安。そして、「本田未央を一番にできていないのに、なにもしていないのに他の子に何か出来るほど自分は未央になにかできているのか?」と考えてしまう。

自分にとって担当とは大好きで、唯一無二のものであると考えてしまう自分がいる反面、新しいことや、知らない世界を知りたいと思う自分もいる。

きっと自分のなかで「担当」の資格は簡単でいいと他人には言える。でも、自分の中では「担当」を重く捉えてしまっているのかもしれない。それに気付いたのはごく最近のことで、アイドルマスターと銘を打つこのコンテンツの中で1人のアイドルしか愛せないのは致命的な欠点なのかもしれないと感じたのもその時だった。誰かに「未央より〇〇のほうが可愛い」なんて冗談で言われても、熱く反論してしまうことがある。それくらい僕は本田未央が好きで、自分の中で「自分は本田未央担当」であるという自覚が強い。ただ、その気持ちをもっと軽く考えていいのかもしれない。それを最近周りのPを見ていて思う。

未央を1番にするところ。そこから僕のアイマスは次のステップに行けるのかもしれない。

本田未央を一番星に」

これを未央の総選挙のタイトルにしているが、その一番星に願うことは未央P一人一人によって違う。

その願い事が、なってからそれぞれ変わるとしても。

僕はその一人一人の願いを今束ねてくれた本田未央というアイドルを一生担当し続けていくと思う。

 

 

僕は未央が1番になっても、ずっと未央が好きだし、1番の担当が未央から変わることは無いと思う。

でも、未央を1番に「しなければならない」という重みを減らすことが出来れば、他のアイドルをまた違った見方で見ることが出来る。そう信じてこの記事の締めとしたい。

輝いた『キセキ』へ 何回でも会えるから-CG6th 未央視点考察

※この記事は完全な自己解釈のもと、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6th LIVE MERRY GO ROUNDOME!!! ナゴヤドーム公演Day1.Day2の本田未央、およびその周囲のアイドルの行動やセットリストを考察したものとなっております。決めつけではないですが、「仮に全ての仮説が正しければ」「私がプロデューサーとしてセットリストを考えるなら」「私の思うアイドルの性格や行動を根拠にしている」といった内容で進行しますので、苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。また、LIVEの解釈はプロデューサーの数だけあります。この記事は貴方の解釈を否定するものではありません。

 

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ナゴヤドーム1日目は12/1。

本田未央の誕生日だ。

 

しかし、未央はソロ曲もなく、ニュージェネでの曲もなかった。

 

あったのは茜の欠けた情熱ファンファンファーレ。一見、誕生日にしてはなにもなかったように思う。

 

でも僕はこれは「違う」と思う。

 

あの日、誕生日についてパッションのMCパートでポジティブパッションのメンバー藍子から「未央ちゃんの誕生日!」という形で言及がありました。でも誕生日の言及ならこれまでのLIVEでいくらでもありました。でもここまでニュージェネを推していたのにタイプ別MCパートというひとつの要因を除いてなぜここまでのLIVEで未央への言及がなかった藍子が言及したのか。同じユニットだから?いやそれなら全体MCパートで言及しようと思えばニュージェネで出来るはずだ。

 

☆なぜ藍子だったのか?

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このメリーゴーラウンドーム公演は「ニュージェネレーション(ズ)」(本田未央渋谷凛島村卯月)がメットライフドーム公演の2日間、ナゴヤドーム公演の2日間の全てに出演し、メットライフドーム初日にはアニデレ発の「STORY」から始まり、このことから3人はニュージェネレーションを主軸にした立ち回りが予想されていた。メットライフドーム2日目でもアニデレサントラについているabsolute nine new generationsVerを披露。歌詞のパートも未央にシンデレラガールを取ってもらいたい。というような歌詞パート。またその振り付けも要所に未央Pを泣かせるようなものが盛り込まれていた。そして迎えたナゴヤドーム公演。未央の誕生日ということもあり、ニュージェネレーションのユニット曲、未央のソロ曲(ステップをメラド二日目でやっていることもあり、こちらはさすがに特別扱いし過ぎかなと思っていて無い読みではありましたが…ユッキの例もあるので0では無いかなと…)を予想していたPさんは多かったと思います。

 

しかし、実際には12/1は未央のソロやニュージェネはユニットでの曲はなかった。あるとすれば「流れ星キセキ」なのはまず間違いないだろうという予想はありました。

 

その根拠はこちら。

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アニデレのサウンドトラックのSTORY→absolute nineと戻っており、ニュージェネ曲が次あるとすれば「流れ星キセキ」と思ってはいたんですが、12/1は流れ星キセキどころかニュージェネの曲は聴けず。

 

実際に12/1に未央が必須メンバーとして歌ったのは「情熱ファンファンファーレ」。なんで1番大切なはずの誕生日にわざわざ流れ星キセキを外したのか?

その答えは「藍子の未央への誕生日言及」です。

あれをニュージェネのどっちでもなくポジティブパッションの藍子にやらせたのは未央の弱さを見せられる相手が鍵でした。

 

未央はよく言われるように他の子に何かを譲ってしまうくらい、自分を前に出さないタイプです。ニュージェネのリーダーですが、それはアニデレでも言及されているように、自発的でなく選ばれたということがいわれています。

 

ここからは完全に憶測、もはや妄想になりますが、LIVEのセットリストはもちろん演出さんや偉い人が決めてるわけですが、例えばセットリストをアイドルみんなで決めているとすれば?

 

仮にそうだとすれば、未央は絶対12/1のセットリストだけは強く介入したと思うんです。

もちろん「自分のソロやニュージェネの曲をやらない」為に。

マイナスの意味ではありません。自分の誕生日に気を使って他の子が最大限のパフォーマンスが出来なければ、悲しむのはそのアイドル達の担当プロデューサーです。プロデューサーの為に、未央は12/1の誕生日のセットリストから誕生日祝いの為に用意された自分のソロやニュージェネの曲をさりげなく抜きます。大方

「千秋楽の方がニュージェネは盛り上がるよっ!」と言った感じでしょうか。

卯月も凛も「お客さんの為」という未央の意見を聞き入れたはずです。そもそも卯月はP.C.S。凛はTriad Primusがナゴヤドームで揃います。いかに器用といえど、ニュージェネと2つこなすのは大変なはず。負担が少しでも減ってユニットに集中できるなら断る理由もありません。もちろんニュージェネもやりたいけど千秋楽にやる。それならいいって思ったんでしょう。卯月や凛が未央の誕生日を忘れる薄情者といいたい訳ではありません。でもそれは後程。

 

ニュージェネをやらなければ未央はユニット曲で歌う機会を無くします。もちろん未央が参加するもうひとつのユニット、茜のこない「ポジティブパッション」が揃うことはありません。自分の出番が全体曲か、欠員メンバーのユニット曲の補填や、参加曲に参加するだけになってしまうことを覚悟で未央は12/1は誕生日なのに周りの事を考えてニュージェネを削ったんじゃないか。

 

でも、それを見て悲しそうな表情をする女の子が1人いました。

 

それが「高森藍子」彼女です。

彼女はアニデレや情熱ファンファンファーレイベントコミュで描かれているように未央の別の側面をよく知る人物でもあります。

 

藍子はこの時に感じ取っていたんだと思います。「未央が周りを活かすために自分を下敷きにしてること」を。そして「自分が主役じゃない」と未央が感じていることを。

 

だからせめて、ユニットとして情熱ファンファンファーレをやりたい。やりたいけど茜は来れません。そして未央はソロ曲の歌詞に「友情番長」を入れるほど友情を大切にしています。

その未央にただ「情熱ファンファンファーレを歌いたい」と伝えても未央は首を縦に振らないことは目に見えている。情熱ファンファンファーレはポジティブパッションの曲だから。替えのきかない3人のポジティブパッションの曲だから。

 

藍子は茜に相談します。『どうすれば未央が首を縦に振ってくれるか。』

 

茜はストレートなことしか出来ない。時に短所でもありますが、それは日野茜というアイドルの長所でもあります。

そのまっすぐさが全面に出たからこそ『だれか代替をたてるんじゃなく、そこにいるパッション皆で歌う。』これが茜と藍子の出した答えだった。

『ファンとプロデューサーとみんなで盛り上がるための全体曲としての情熱ファンファンファーレ。』この理由で未央が断る理由はありません。もちろんそこに居ない茜からのお墨付きなのだから。

 

Pa全体曲、情熱ファンファンファーレに込められた想い

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未央の誕生日に情熱ファンファンファーレを歌う。それを実現した藍子はもう1つサプライズを仕掛けます。

 

それがパッションMCパートで誕生日コールを振ることでした。もちろん演者さんの台本には記載されていたと思います。でも、あの飯屋こと原紗友里さんのくるっとまわり、照れたような仕草を見る限り、少なくとも「未央」は知らなかったんじゃないかと思います。

「未央ちゃんの誕生日におめでとう」

藍子は裏方に徹した未央に自分ができる精一杯でサプライズをして、『プロデューサー』である僕達と一緒に未央の誕生日をお祝いして、「おめでとう」って言ってあげたかったんじゃないかなって思ってます。

メットライフドームでの立ち回りはニュージェネレーションズ。でもナゴヤドームでは実はそのニュージェネ支柱はミスリードで、実際には3人をP.C.S、Triad Primus、ポジティブパッションとしての支柱に据えていた。

もちろん、ファンのため、僕達プロデューサーのための情熱ファンファンファーレ。未央はトロッコに乗り、会場のファンに精一杯手を振っていた。

だけど、藍子はこの情熱ファンファンファーレにその想いを乗せていた。

「ファンファーレ」とは儀式や祭典の際に用いられるトランペット等による合図の総称である。つまり、このファンファーレは藍子と会場に来ることが出来ない茜からの未央へのバースデーファンファーレだったんじゃないか。

 

集まればP.C.SやTriad Primusよりも会場を熱くゆるふわ楽しくできる。だけど、ポジティブの源、「日野茜」を欠いたポジティブパッションはこれがまさに3人にとっての課題でもあった。それを『周りを巻き込んで解決する。』離れていても同じユニットのメンバー。「ポジティブパッション」の絆が試されたその柱になっていたのが『本田未央の誕生日』であったなら、誕生日を言及したのが藍子だったこと。茜が居ないのに情熱ファンファンファーレを歌ったこと。これら全てに意味が産まれてくる。

 

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もちろんその後、茜は駆けつけた。

このデレぽは12/1.20:46に投稿されている。

つまりはLIVEが終わってからだ。だがちょっと待って欲しい。

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そう、この未央の衣装は

ステージオブマジック。

 

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の衣装である。

 

この記事を読んでいる時系列の方はもうご存知だと思うが、ナゴヤドームDay2ではユニットラストとしてニュージェネレーションズの流れ星キセキが披露されている。

伏線はここで立っていたのだ。

 

☆Triad Primusと進化

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アニデレではTriad Primusの可能性を試してみたくなった凛は、その事を卯月と未央に打ち明け、それが発端となって卯月の自己喪失につながっていく。シンデレラガールズの顔といえる卯月視点で描かれたアニデレでは未央についての言及が少なく、傍から見れば「しぶりんもソロやるなら私もやる」くらいの気持ちでやっているようにも見え、ヘイトを買ってしまったが、明確に未央にも意図はあった。

もちろん2つのことを両立するのは難しい。頭で分かっていてもそれは簡単には飲み込めない。だからこそ、新しいことに挑戦したいという凛を後押しして、自分と卯月の可能性も拡げようとした。ただそれが卯月にとって、先に行く2人に置いていかれる。そんな焦りと不安に繋がり、空回りしてしまった。分かっているようでお互いを分かっていなかったところがあった。

その齟齬が溶けるまでがアニデレだった。

そして、3人はそれぞれ、ポジティブパッション、Triad Primus、P.C.Sとユニットを両立、それだけではなく、いくつも持っていく。

その過程でニュージェネと同等、もしくはそれ以上の人気となったTriad Primus。そのふたつをかけ持つ凛。

そして、遂にその5人が揃う時が来た。

 

凛は不器用だ。

誰よりも熱い思いをもっていても、感情として表に出すのがあまり得意じゃない。

そんななか、スターライトステージの3周年のセンターに選ばれた凛。

 

開始前のデレステのCMの最後に凛のこんなセリフがある。

 

「私達は進化し続けるから。プロデューサーも一緒に行こう?」

 

『進化』

凛の進化を見せる時が来た。ガールズインザフロンティア。フロンティアは直訳して国境という意味だが、最前線や開拓すべき新世界といった意味でも使われる。

Triad Primusは凛が。奈緒が。加蓮が。進化を求め、生まれたユニットである。アニメでも、最も大きく結成の段階で葛藤が描かれている。

だからこそ、Triad Primusは『次の最前線』の名をもつネクストフロンティアを着ている。

ガールズインザフロンティアの凛のソロパートに「守るべきは過去じゃない」というパートがある。振りもかなりかっこよく、センターのソロパートのためにとても印象に残る。

ナゴヤドームでのガールズインザフロンティアではこのパートは奈緒が歌っていた。G@ME VERSIONのTrinity fieldでは「明日もそこにある」というパートは奈緒が歌う。つまり未来への道を示す歌詞をどちらも奈緒が歌っている。(M@STER VERSIONだと加蓮が歌うので加蓮に対する気持ちがあの奈緒ソロなのかも) 必然的に奈緒がセンターなのは隠喩されていたのかもしれない。

 

そんな中凛はTriad Primusとして後輩の∀NSWERを見届け、舞台に立つ。

コールアンドレスポンスがないにもかかわらず、会場を盛り上げる。これがTriad Primusの魅力であり、人気の象徴。

 

UOを折るな。そんなことはもう関係ない。この瞬間にプロデューサーの目に映るのは「目の前の3人のアイドルが織り成すまさしく『Trinity field』」だけだ。

 

そして、歌い切った後、あの曲が始まった。

 

☆もっと先へ。

 

渋谷凛役、福原綾香さんは連続での歌唱になる。しかもユニット曲。

キツくないわけがない。Triad Primusはそんなに生易しくない。互いがライバルだ。

ニュージェネレーションズの流れ星キセキ、アニメイントロが流れる。

それでも凛が歌ったのは

魅せる為。

卯月のP.C.Sとしてのラブレター。

卯月も進化している。もちろん未央だって。

『負ける訳には行かない。』

ただTrinity fieldをやるだけじゃダメなんだ。

3人の中で1番最初に進化の兆しを見せた凛自信が。

 

 『もっと先へ』

 

それを卯月と未央に魅せるための連続歌唱。

そして会場にいるプロデューサー全員に。

Trinity fieldで終わったと思っているプロデューサー全員に。

サプライズでもっと先の進化を。

 

そしてーーー

 

1日遅くなったけどーーー

 

『誕生日おめでとう、未央』

『これからもよろしくお願いしますっ!』

 

そして。

 

 

「行ってらっしゃい。1番高いところに。」

諦めないで

 

「未央ちゃんならできます!その笑顔で!」

笑って歌おう

 

 

そして。

 

 

「私…誰よりも輝ける場所、目指すよ。」

そして、最高のスター目指そう

 

 

前を向いて さあ

 

愛を込めて さあ

 

行こう

 

歓声(こえ)のする方へ。

 

 

 

 

 

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拙い文章になってしまいましたが、こんなニュージェネやトラプリが見れたら嬉しいな。流れ星キセキの解釈が薄いと思われるかもしれませんが、実は流れ星キセキ。一番と未央の「そして最高のスター目指そう」以降は全部で泣いていたのでステージが全く見れず…ホントに心残りです。

 

見てて思ったと思いますが、「完全に未央贔屓」です。流れ星キセキの誕生日プレゼント解釈以外にも凛視点の解釈、卯月解釈はもっとあると思います。アネモネのマイクスタンド然り。1日目はうづみほでニュージェネはなし。2日目はP.C.Sでニュージェネありでしたし…。あんなんアニデレやん…って思ってました…。

 

正直、誕生日にニュージェネも未央ソロも無かったので不安で不安しかたなかったです。

その分2日目の流れ星キセキが輝いて見えた。

3人の笑顔が何よりも眩しくて。

 

だからこそ。

 

来年は絶対に。

 

1番高いところに。

 

未央のことが好きな皆と

一緒に連れていくから。

 

 

凛がガールズインザフロンティアで

新しい自分を「開拓」したように。

 

 

卯月がBEYOND THE STARLIGHTで

乗り「越えた」ように。

 

会場全体にイリュージョンをかけれる

そんな最高のスターに。

 

 

6thは終わっちゃったけど。

 

きっとまた会えるから。

その時まで。

 

 

『またね。またね。』って

 

輝いた『キセキ』へ。

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何回でも会えるから。

 

2018.12.4