1番大きく変わったのは人生の「目標」が1番大きく変わった。
それまでの目標って、Pなんだけどデレマスは僕のDMP(デュエルマスターズプレイヤー)としての個性のひとつでしかなかった。いや、前提として好きなコンテンツっていうのは間違いないんですが。
デュエルマスターズプレイヤーとして僕はこの数年ひたすら走り続けてきました。そりゃ勝つためにデュエマのためだけに京都まで遠征に行くくらいには。
言い方悪いけど、本田未央が好きなDMP=俺みたいな感覚で身内では拡がってたし、未央のスリーブ、ストレージケース、プレイマットで統一したりだとか。そのおかげで県内1位のプレイヤーと知り合ったり、有名DMYouTuberさんと会話する機会を得たりだとか、あらゆる面でデレマスっていうコンテンツが俺の個性を生み出してくれた。
でも最近億劫になってきた。というのも人間関係で色々ありまして。
それを高校の友人にサシ飲みの場で相談しました。
「人間そんなに器用にこなせないし、ひとつのことだけ目指せばいいんじゃない?」
と言われました。
そうか。
☆メットライフドーム公演
明確にこの公演が俺を変えた。
ニュージェネのSTORY。
未央のステップ。
そしてabsolute nine。
わかりやすくモチベあげるものだけじゃなく。
例えば名刺交換。
これはTHE IDOLM@STERにしかない文化で。
たくさんのプロデューサーさんとお話させてもらって、これは今までにない高揚感でした。
そもそも4thライブは物販後体調を崩し公演まで寝込み、5thはLVのみ。SS3Aは名刺は作ったものの、コミュ障故全く話せず。
「これではダメだ。」と奮起しスケッチブックに模写の絵と名刺交換お願いしますをぶら下げて参加。
たくさん「名刺交換しませんか!」って声掛けてもらいました。
☆感じた文化の違い
カードゲームプレイヤーで常に大会に出るような人っていうのは、大体目がギラギラしてて、
基本的にコミュニケーションに疎い。
コミュ障って言ってる訳ではなくて、例えば試合前に集中したり、見えてる情報から先にゲームを組み立てたり。あとは勝負がかかってるのであまりペラペラ喋っても仕方ない。こんなことから身内間でしか話さないみたいなことが多い。
そんな日々を5.6年続けてきた僕にとっては「相手から話しかけてきてくれる」っていうのはとても新鮮でしかもその内容が大好きなデレマスの話。こんなに楽しいことはない。
しかも、それ以外の趣味繋がりもできたり。
例えば「仮面ライダービルド」のエボルドライバーで変身して白い目でみられないのはこういった交流の場だけだよねって話。CS会場で「今日がお前達の命日だ」なんて言おうものなら「ジャッジ、相手が非紳士的な発言です」とか言われる可能性もあるしね。
★考えるのをやめた
口で簡単に言っても親しみやすいリア友の皆がデュエマやってる中1人辞めるのは…みたいなのはあった。
だけどここはあえて、例えば「デュエマやってた友達からしたら、辞めて裏切り者に思われる」だとか「今からP名乗ってもあの人の方がP歴長いからしゃしゃるのはウザイと思われるんじゃ?」みたいな難しいことを考えんのを放棄した。やめやめ。
もちろんデュエマに回すお金はないので、辞めたも同然。だから呟いて「こいつデュエマやめて他のことばっか」とか思われるの嫌なんでTwitterのアカウントをP用で別途に作った。で、自分よりP歴長いとか大きな企画やってるだとかそういう人たちにはむしろ果敢に話しかけに行った。やるだけやらないで後で後悔するのは嫌なので。
企画やる人って大体いい人しかいません。
これなんでかっていうと単純に同じものを好きな人を嫌いなわけがないよね理論。
結構未央P始めた頃って同族嫌悪、いわゆる同担嫌悪気味だったんですけど今そんな事全くなく。楽しいわけで。
☆別コンテンツへの愛
僕はP仲間で楓Pと杏P。あと実は昔蘭子Pの仲間がいたんです。5thの時に彼と初めてライブビューイングいった。その時に彼と「6thは絶対に行こう」と約束しました。僕はその約束を果たすべくStage by Stageを20枚購入。絶対チケットを当てるという一心で応募。
彼に後日確認すると、「そんな金無いよ。」と一蹴。5thと6th応募の間にあった「ラブライブサンシャイン2期」によって気持ちを引っ張られた彼はPをやめ、そのほとんどをラブライブ関連に回したそうで。
内心「おいおいちょっとまってくれよ」って気持ちでいっぱいでした。
そんな話も聞いてなく、これじゃ約束守ろうとした俺が馬鹿じゃねえか。
彼はその約束自体忘れているのか、それともわかっていてそれを見せつけることで「デレマスよりラブライブの方が優れている」と誇示しようとしているのか(デレマスライブがあると過激なツイートをしたり、僕がデレマスの話をするとあからさまに興味が無い態度を取ったりする前科(?)があったため)真意は分からないがとにかくなんの前触れもなく一緒に6thに行こうという約束は反故にされたわけで。
反故にされたことよりも、ずっと一緒に色んなことを乗り越えてくれたプロデューサー仲間がプロデューサーであることを放棄したことがとても悲しく、つい先日秋風に手を振ってを聴いていたら「何この曲?知らない」と言われました。
それはもし本当に知らなかったとしても言っちゃダメだよね、こっちは大好きなものなんだから。
そんなこんなで僕の心は多くの苛立ちと、悲しみに包まれた。
そんな時に支えてくれたのは身内の楓Pでした。いつでも支えてくれて、「大丈夫、俺がかわりにその分行くから」と言ってくれました。
Stage by Stage20枚全部外した僕の代わりに1日のチケットを取ってくれた楓Pと2日とSS3Aアリーナ2列目を取ってくれた杏Pに本当に感謝しています。
ちなみにその彼とは話はしますがこちらからデレマスの話は一切持ちかけないようにしてます。誰も楽しくならないので。
☆Pとして生きていく
結局何が言いたいの?
って話だと思うんですけど、結局は「やりたいことして生きようよ」って話。
たまにライブで名刺持ってないだとか、自分が企画参加なんておこがましいだとか言う人もいますが、そんなの関係ないです。
例えば担当の誕生日を知らない。出身地を知らない。言われたら答えられない。
そんなんでマウント取ってくる人なんてほぼ居ないです。
だってまずスタート地点が違うわけだし。
モバマス開始直後から担当が好きな人がいるとして、あなたは昨日担当を決めたとして、「俺は~から~のこと担当してます。歴は誰にも負けません。~歴で~年以上の人だけ話しましょう」ってやつが仮に居たとして、この人にいい印象持ちますか?
俺なら同担の人がたとえ周りに何人いたとしてもいい印象持たないです。
絶対楽しくないし。
オープンフラットに「Pさん話しましょう」って言うのが1番楽しいと思うんで。
で、結局のところ代表印象性って大事だなって思います。
例えばあなたの担当じゃないユニットをひとつ思い浮かべてください。そのユニットを好きな同僚も同時に思いついたと思いますが、そのユニットに対する印象の中に自然とその同僚さんに対する印象が反映されてきます。メディアがオタクは犯罪犯すっていうこじつけを作る時によくやる手法ですね。
僕はそんな経緯からラブライブが嫌い。ではなく、見るとその時の辛さを思い出してしまうので極力意識しないようにしてます。もちろん叩いてやろうとかそういう気はなく、普通にラブライブっていうコンテンツは好きな部類にはいりますし。
だからこそ。
俺を見て「アイマスって楽しそう」って思って貰えるようなプロデューサーになりたい。
そう思いました。
自分が思ったのは、「排他的な仲間意識を作らないこと」です。これは前提に、人の領域に土足でズカズカと踏み込まないことがありますが、これは繋がりの中で大事だなとつくづく思う。
例えば排他的なって言うのは、たとえ当てはまるとしても、練度、知識が薄いとかいう理由で省くってことです。○○担当P集まれ~!!!って集まりで集まった人の中に「ちょっとかじっただけ」って人がいたとして、それを「ちょっとかじっただけだから」っていう理由で排斥していい理由にはならないし、「○○は○○とのカップリングが一番だよね」って人が9割だったとして、「○○は××とのカップリングがいいと思う」って言う1割未満の人を異端扱いするって言うのもまた違う。僕がカードゲームやめたのは「○○は○○だろ!!!」っていう決めつけや、その界隈での常識の押し付けに耐えきれなくなったから。
でも逆にオープンにしろって言っても全く知らないやつに「担当は~」とか「未央(僕の担当)って~だよね~」とか言われてもムカつくだけだし、俺には俺の世界観があるんだよふざけんなってなるわけです。これが他人の領域に土足で踏み込まないってことです。企画を通すにしても互いを尊重し、理解していくことが大事だと思います。一部の周りの人だけがいいならいいって企画は絶対自己満でしかない。DMで色んな企画に参加させてもらいましたが、結局成功してる人の企画にはみんな着いてくるし、自己満足の企画には自分の周りしかついてこない。それを理解した上で「じゃあ楽しむ為にはどうすればいいんだろう」って考えてく必要があるのかなって思います。
デレマスで企画をした事ないですし、まだまだペーペーの端くれですが、端くれだからこそわかることもあると信じて、この記事の乄とさせていただきます。