きみおもい

特になにもない。目立ったこともない。そんな普通のプロデューサーの思考置き場といったところ。

ドームの中心で愛を叫べるか?

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皆さん、好きなアイドル、担当アイドルはいますか?

これは特に議題ではなく、いるという前提の元で話が進むものですので、箱推しの方はある意味無関心になってしまうかもしれないことを初めにお伝えさせていただきます。

 

 

好きなアイドルや担当アイドルは今やアイドルマスターのシリーズを問わず重要なものになってきています。

特に、シンデレラガールズでは総選挙という制度が4月から6月にかけて行われており、この票を巡って担当間の浮遊票争いが行われたり、担当を1位にしたいがあまりに、良くない方法を取ってしまうという場合もあります。

 

この備忘録のタイトルにもなっている「ライブの中心で愛を叫ぶ」だが、シンデレラガールズの6th LIVE ナゴヤドーム公演2日目の開演前にでこんなことがあった

 

シンデレラガールズのライブでは、開演前にシンデレラガールズの曲がアトランダムに流れます。その曲でコールをやってみたり、ペンライトを振ってみたりする人がいます。ナゴヤドーム公演2日目では櫻井桃華ラヴィアンローズが流れていました。

ナゴヤドーム公演では櫻井桃華照井春佳さんは来ませんでした。つまり、一般的に考えると「担当の声優さんが来ないライブ」なので、関東圏の方では名古屋まで行かないという方とおそらく多いと思います。サプライズや他のアイドルが歌うといった場合を覗いて100%公演で行われない曲であるラヴィアンローズ

 

そして、ラヴィアンローズはAメロにさしかかった

 

いついかなるときだって 目を離しては行けません

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁい"""""」

 

おそらくスタンド席だろうか。

ステージから見て右手後方。

 

1人の桃華Pが渾身の声をあげて叫んだ。

その直後、それに対して公演前の徐々に上がるボルテージから湧く拍手。気付けばナゴヤドーム約5万人から彼一人に拍手が注がれていた。

Twitter上で検索をかけてみたところ、なんと彼は栃木県に住んでいるようで、副担等々考慮に入れても担当の声優さんが来ないライブのためにわざわざ名古屋まで遠征していたことになる。

 

終わってみればこの行為は称賛の声が多く見られた。

「桃華P凄い」「ほっこりした」等々見られた。 だが、実際のところ、彼には相当の勇気がいるはずだ。

この手の絶叫はリスクがある。批判のリスクだ。

「うるせえ」や「厄介オタク」などと思われることもよくあり、批判されてしまうことも多々ある。しかし、これは批判が幾分かあったにしろ、総合的には賞賛されていた。

 

さて、この事象を踏まえた上でだ。

問いたい。

 

「あなたはリスクを背負った上で自分の好きなアイドルのためになにか出来るか?」

 

基本的にはこれで「リスクを負いたくないからあまり激しいことはできない」ということも決して悪いことではない。というかそっちの方がリスクマネジメントが出来ているといえる。

 

リスクマネジメントを怠ると、批判を浴びたり、干されたり、最悪の場合法を犯すといったことが起きてしまう。正直これはアイマスに限った話ではないが。

しかし、何に対しても担当に対しての活動にはリスクがあることは常に頭に入れておきたい。

 

例えば、「担当の歌ってるCDを買う」にしても、1300円近くを払うというリスクを負う。(実際にはリスクというかは対価ではあるが)

 

担当のイベントを走るということにしても「ジュエルを使う」「自身の時間を失う」というリスクがある。ジュエルに感じてだけ見ても総選挙期間では間接的に票に回せるジュエルを割くということにも繋がり、走っているだけで同担からよく思われないこともある。

 

でもCDは買うし、担当のイベントを走る人は多い。これは無意識に「担当のイベントを走ったり、CDを買った場合のリスクや対価を天秤にかけて個人的にCDやイベランが自身の中で比率が大きい」から結果としてそうなる。このリスクマネジメントの程度は個人の感覚に委ねられてくるものである。しかしそのマネジメントが全体の許容範囲から外れてしまうと炎上になるという。

 

遅刻の許容範囲が友達間の関係なら10分くらいなら許されるけど社会では5分でも致命的なのと同じ感じだ。法を犯さない基本的な尺度は1人ではなく全体で決まる。

 

つまり逆に言えば、どこまでいってもイベランする人に対してよく思ってない人も0%では無い、ということだ。何故そういう問題が起きないかと言うとイベラン勢をよく思ってない人がそれを表立って発言した場合に起こりうるリスクをマネジメント「イベラン勢は嫌いだけど、これを言ったらイベラン勢に叩かれるし、個人的感情だし言う必要ないなぁ…」などとした上で言うべきではないという判断を持っているからである。

 

さて表題に戻るが、このTwitterでの炎上を5万人のライブ会場と見立てよう。

何かをする時、それをあなたは

 

「約5万人のライブ会場の開演前に叫べますか?」

 

とりあえず人前で喋ったり叫ぶのは恥ずかしい…というようなシャイだよという話は置いておくとして、比較的匿名であるSNSであるが、基本的には知り合い同士が近くにいるライブ会場と似たようなもので、ここで言えるかどうかが今考えるべき問題でもある。それが繊細な問題であればあるほど。

 

このリスクを考えて、Twitterでは言わないけど思ってることはあるということは誰にだってあるものだし、言わないのは嫌だけど、全体では言えないという人のために鍵垢があったりする。その上でだ。

 

「今、貴方が言おうとしてる事、言ったことがどういう影響を与えるか考えていますか?」

 

究極的な話では、総選挙は〇〇好きだから私の嫌いな△△に投票するやつはブロックするとツイートすることを誰にも止めることは出来ない。これは自己責任の元で呟かれることになるが、アイドル△△陣営にとってはそれは〇〇Pが△△嫌いって言ってんぞって話になる。△△の陣営と〇〇陣営の両者が揉めてけなしあいを続けた場合、得するのが〇〇の対抗馬になっている□□というアイドル。という構図である。

もちろん、△△に投票したやつをブロックするのは最初の発言者の自由だが、その発言者は逆に〇〇とその〇〇陣営のイメージを悪くしてまで自分の主張を5万人の前でかい声で叫んだことになる。△△というアイドルの人気に焦り、勝ちたいが故に気持ちがはやりすぎ、リスクマネジメントを怠ってしまったと言えるだろう。この場合はメリットよりもデメリットの方が大きい。この手のリスクマネジメントには「フォロワーもいないプロフ画像も登録してないいわゆる捨て垢で〇〇陣営を装った□□陣営の印象操作」という場合もある。捨て垢の過激な発言を過剰に取り合うのは誰も得しないし、なんならこの場合□□陣営は自演を疑われるのでこういう卑怯な手段を用いるのはやめようね。

 

似たような構図だと、「次のイベントはユニット〇〇〇だよね!〇〇〇のメンバーP名乗るなら走って当然だよね!」ということも同じようなことを起こす。デレステのイベランだと最高上位報酬は2000位まで。例えばデレステの人気ユニットLiPPSなら、シンデレラガール塩見周子を含め、超のつく人気メンバー5人で構成されているユニットの総合担当の人数が2000人しかいないわけが無いよねって話で、入れなかった人が「俺は〇〇〇担当失格だ…」ってなって離れてしまい、コンテンツの期限を短くするといったこともあるが、これは結構目に見える変化ではないので気づかない場合も多い。というかこの発言は質問者自体もプラスになってない。その発言を見て火がついた人が100人いたらボーダーが跳ね上がることになるわけで、2000位入ることを狙ってるなら正直黙ってる方が賢いといえば賢い。(日頃からやってない人はイベントやってることに気付かないで気付いたら手遅れみたいな話は実際聞くので)

 

つまりは、趣味の範囲で、担当のあり方、尺度は全く一人一人違うので何かにつけてそれを人に強制したり、批判する時はあくまでリスクマネジメント(それをやった場合の自分や自分の周りへの影響を天秤にかける)は怠らない方がいいよっていう話。

 

 

さて、この自戒備忘録をここまで読んで頂いたあなたにもう一度問いたい。

 

貴方が担当にかける想いを言葉にする時、行動にする時。それは5万人の前で堂々と叫べますか?

 

この問いを以て、この備忘録の〆とする。