2019.4.27 21:00に公開となった「本田未央応援合作~Jump Up Super St@r~【後編】」に寄稿させていただいた
Trust me~一番高いステージへ~
の制作秘話的解説(自己考察)をさせていただきます。
未央応援合作はこちら
本田未央応援合作~Jump Up Super St@r~【後編】 - ニコニコ動画
19:20付近~
Trust me~一番高いステージへ~ はこちら
【本田未央応援合作単品】MAD Trust me~一番高いステージへ~ - ニコニコ動画
制作に関わる技術的要点
使うアプリはモバマス、デレステ以外では主にこちらの8アプリです。解説は簡単に。
大まかな動画編集(切ったり繋げたり)はここで行います。
perfect video
細かな編集、文字入れ、画像入れはここで行います。
写真を合成
背景切り抜き等はこちらで。
text mask
画像を文字型にしたりするアプリです。
シルエット
シルエットにして色付けできるアプリです。ウサミンのソロパートで一瞬入ったシルエット加工がこのアプリです。
はやえもん
音楽のキーや速度を切り替えます。基礎的な下地の音源はここで作ります。
Picsart
画像の編集アプリです。サイズ調整や色加工、エフェクトもこちらで。
LINEcamera
初心者向けの簡単な画像編集アプリです。
以上です。使ってみてわかる便利さです。どれくらいのことが出来るかは上の動画を見ていただければ……最低限この組み合わせで上の動画は作成可能です。
私の今回の作品は全てスマートフォンで完成させたものになっています。
その為他者様の作品と比較した時、少々編集技術が低く見えてしまいますが、御容赦ください。(現在寝る間を惜しんでPC編集を勉強中です。)
動画編集に手を出したい方はオススメです。教えられますのでぜひDMを…。
こんなところでいいでしょうか技術面…。
あんまり難しいことしてないので…技術とか言えるほどのことをしていません…。切ったり貼ったりしただけです…。甜花…おやすみなさい…。ヒィン…
作成の構成考察
さて、では作成秘話的な
「内容考察」にはいっていきます。
そもそも何故Trust meを選んだか。というところから話は入っていきます。
初2桁はデュエマのCS優勝した時くらい嬉しかった。ィェーィ。
Trust meは自分の中でも特別な曲です。現時点で主が最もデレステにおいてイベントランキングで上位に入賞した曲であり、また、ジョイフルデイズが初披露したSS3A Day2にも現地で参戦していました。そこから6thへと通じ、たくさんの未央Pや他のPさんと繋がりを持ち、今では未央嫁プロに所属できるように。そんな偶然の運命から、Trust meという曲は自分のアイマスPとしての運命が転がりだしたきっかけの曲でした。
また、未央からすれば「シンデレラガールをとり逃した悔しさの残る曲」と映るかもしれませんが、それは最大にして最高のライバル、北条加蓮も同じです。この第八回シンデレラガール総選挙を彩る本田未央と北条加蓮の2人。この2人が「ほぼ同比率で対等に映るMV」を使い、あえて「対抗した構図」を作りたかった点。また、昨年の激闘を勝ち抜いた安部菜々というシンデレラを個人的に讃えたいという気持ちもあり、歌詞が今までの「総選挙楽曲」とは異なって、アイドル自身がさらに自身の上を目指す、現状維持で満足しない姿勢があるこの曲のMADを採用することに決めました。
さて、この曲を使うにあたり、最大の問題点がありました。
それは尺の長さです。未央応援合作の参加者は111人。人が多い為、2:00のレギュレーションをお願いされています。(主催に相談すれば多少の延長はできたそうですが、プライドというか、いつもTwitterの2:20という制約と戦ってきたので、その制約内でいいものを作って見せたかった)
現行のスターライトステージにはTrust meが実装していますが、Trust meの曲の長さは2:13。そのまま作成するとどうしても13秒オーバーしてしまいます。さらに、これは欲張りなのですが作者自身が構想をだした段階で、どうしてもイントロから持ち上げたいという我儘を持っていたので「前奏なくバチバチのパートから始まってしまうスターライトステージバージョンは使えない」ということになりました。
そこで構成を考えることになりましたが、冒頭からいきなり曲にくっつけることが可能であることが判明。これによりイントロ(上がっていく部分)→「上り詰めた故に~」から続く1番の構成になりました。
しかしまた問題が…
後悔することはないか? 挽回の準備はいいか?
を入れると2:08くらいになってしまうことが判明。(ほんとこの曲2分にするの大変だなぁ)そこで一番終わりの
その期待は裏切らない 今はTrust me and follow me……の後にそのまま落ちサビにつなぐ構成+デレステVerと同じく後奏をカットする曲構成であれば曲自体を1:45程に収められることに気づき、その曲構成を採用、あの形になりました。余った15秒にオンリーマイスターの「自身の弱さを認めた上で、プロデューサーと一緒に」という決意を使ったセリフパートをつけてちょうど2:00。よし、楽しく作れたな(テッテレッテ←パーフェクトコミュニケーション)
MAD 内容の観点考察
さて、内容です。
このMADはおそらく未央応援合作のMAD中唯一、MADに使用している楽曲の歌詞をほぼ全編表記しているものです。
この理由として、僕が伝えたいものは「Trust meの歌詞だから」という理由が大きいものです。
以下、本編の歌詞です。
上り詰めた故に見える
どこまでも美しい世界
この場所に立てるのならば
闘うことは恐れない
感覚を研ぎ澄ましSet on
淡白を蹴っ飛ばしRock on
インパクト此処に打ち込んだら
Are you ready?
I am going to aim higher
少しでも わずかでも
I will be everyone's target
誰よりも前を向いて
その期待は裏切らない
今は Trust me, and follow me
I am going to aim higher
少しでも
わずかでも
I will be everyone's target
誰よりも前を向いて
その期待は裏切らない
この歌声が響く限り
一緒に歩いていこう
あの果てしない道の先へと
冒頭は盛り上がっていくイントロから見ている人の気持ちを掻き立てるために、あえて第二位だった第7回シンデレラガール総選挙の発表日と総獲得票数を黒抜き背景に白文字を走らせています。
あの日置き忘れてきた(2018.5.14 1933964票 第二位)
ガラスの靴を彼女に冠する為に
まんまです。シンデレラガールの比喩表現ですね。
共に往こう。覚悟はできたか?
Trust meのジャケットを「Trust me」の文字型に抜いてあります。特に昨年のシンデレラガール安部菜々と未央、そして加蓮の顔が文字を通して見えるようになっています。
仲間と、批判と。
未央が大好きな仲間という未央目線の意味。
そして、副担や他の好きなアイドルというプロデューサー目線の意味。
批判は心無い言葉。もちろん煽りや本気で勝ちたいが為に出てしまった言葉。
そんな自分たちの心を傷付ける言葉に打ち勝って、1番にする覚悟。
そして
この戦いの間、自分の他の好きなアイドルに対する気持ちを全て抑えて、未央一人に全てを捧げる覚悟はできているか?
この戦いの間、大好きな仲間と絶対に譲れない戦いをする覚悟ができているか?
できているか、その覚悟が。
Let's fight together. not alone
一緒に戦おう。一人じゃない。
さて、冒頭の構成はウサミンソロ。
上り詰めた故に見える どこまでも美しい世界
基本テーマは
シンデレラガールになった安部菜々。彼女と「その担当プロデューサー」と自分達未央と未央担当プロデューサー。
一体何が違うんだろう?
戦術? 想い?
それは
「敗北」への恐れか。
加蓮やりあむといった強力で魅力的なアイドルに負けて、3度目の2位となるとこへの恐怖か。
否
そうじゃない。
彼女は決意したじゃないか。
この場所(ステージ)に立てるのならば
戦うことは恐れない。
ここは正規の歌詞だと「闘う」ですが、あえて「戦う」としました。
彼女にとってのたたかうを考えました。
私は本田未央にとって「たたかう」ということそのものが「戦い」なんじゃないかなと思いました。
誰とでも仲良くなれて、誰とでも友だちになれる、そんな理想的な女の子。
でも、シンデレラガールズの世界では1人しかトップには立てない。
本当は、戦いたくなんて無い。
でも、そのライバルである加蓮は絶対に譲らないし、譲って欲しくない。そういうだろう。
もちろん総選挙はイベントだ。楽しいイベント。でもプロデューサーにとっては自分の1番を示す為の戦いでもある。
日本語として「戦う」と「闘う」では明確な差があります。
それは「勝敗を決するか否か。」
戦うは明確に勝敗を決するたたかうに該当します。
シンデレラガール総選挙において勝敗は必ず決するもの。
そして、最大のライバル、「北条加蓮」
もちろん彼女がどれだけ1番になりたいか。そして加蓮Pがどれだけ1番にしてあげたいのか。
私は分かってるつもりです。
そして、
加蓮が1番になる魅力を持っていることも分かっている。
だからこそ、例え
バックにある名前は特定の意図はありません。
まだなっていない、そんなアイドルを書き連ねただけです。
ないから「こいつはならないだろう」と軽視しているような意図もありません。
(しいてあげるのであれば、総選挙までに頑張ろうと個人的にお話をしたPの担当を書いた、という感じです。あ、僕なおかれが好きなので加蓮と奈緒は意図して並べましたが…)
頂点(シンデレラガール)を掴む
Are you ready?
これは説明不要ですよね。「準備はいいか?」という英文です。
批判に対して心を強く持つ準備。
1ヶ月に及ぶ長い長い戦いに対する準備。
そして、「追う」立場から「追われる」立場になったこの総選挙に対する気持ちの準備。
さらにこのカメラワークは「北条加蓮」をセンターにアップするカメラワークです。
加蓮から未央に準備はできているか?
そうともとれます。
曲はサビへ。
先を行く2人の背中を追いかけて
それでも2人の背中は遠くて
この場合は卯月と凛を指しています。
もちろん、ニュージェネ最後のシンデレラガールにするということだけが未央をシンデレラガールにしたい理由ではありません。
でも、未央といえばやっぱり大半の人は最初にニュージェネを連想してしまう。
引っ張るリーダー「だけが」シンデレラガールになっていない。
そんな考えはおそらく1度くらい誰にだってある。特に未央自身は。
正直、あのシーンをMADに使うのは精神的に来ますが、あの未央の表情は「最も素の未央が出ている表情」だと思っています。
ガラスの靴は折れてしまった。
未央に履かせたかった7番目のシンデレラの靴は。
それでも。
I am going to aim higher.
私は少しでも高いところを目指すつもりだ。
少しでも、僅かでも。
I will be everyone's target.
私はみんなの目標になりたい。
君の泣き顔はもう見たくない
一番星の笑顔が見たいんだ。
未央には沢山悔し涙や悲し涙を流させてきた。
未央には沢山涙を流させてしまった。
本当に見たいのは一番星の笑顔なんだ。
君のとびきりの笑顔が見たい。
でも。
彼女は笑う。
自分の弱さで人を不安にさせないために。
本当は弱いのに。
小心者って自分でわかってるくせに。
その期待は裏切らない。
本当にありがとう。
精一杯で、僕達の想いに答えてくれて。
どれだけ辛くても、誰かのために精一杯で答えてくれて。
自分が楽しむことよりも、期待に応えようとしてくれて。
7年間の君の精一杯。
Pによって期間は違うかもしれない。
でも。
想いはひとつだから。
君の願い、必ず叶えてみせるから。
「背中を押してくれる君の想い。私、もっと高く飛んでみせるから」 ー 君への詩 コミュより
ここのTrust meの歌詞がちょうど
少しでも僅かでも
になるように調整しました。
もっと高く。 彼女は気負ってしまうかもしれない。
でも、その高くを評価するのは君。
例え、1番になれなくたって、中間1位という過去を超えた君はもう去年より高く飛んでいる。
気負ってしまう未央だからこそ、自分の力を信じて欲しい。
自分を責めてしまう未央だからこそ、もっと高くなんて気負わないで欲しい。
この歌声が響く限り
このパートはキュートの3人のパートです。
特に志希は歌に関して挫折を経験しており、プロデューサーの期待に声が続く限り応える。
もちろん未央だって。
未央のことを一番近くで見てる、卯月と凛。
そして、茜と藍子。
実は
4人の未央ちゃん呼びの文字起こしが微妙に違います。
元気な未央呼びの茜。
しっとり、でも芯がある藍子。
どんな言葉をかけるか考え、結論は簡単に答えて、でも気持ちが伝わる凛。
跳ねるように、相手を励ますように。優しく背中を押す卯月。
そして。
久美子と美羽。
ボイスがないからって絶対蔑ろにしちゃいけない、最高の2人。
サンセットノスタルジー。
一緒に歩いていこう
美羽と久美子から未央へ。
未央から2人へ。
大切な仲間だから。
そして、「層が薄い」と言われ続けたパッションの3人。
本田未央、南条光、喜多日菜子。
その3人の歌唱がこのパート。
あの果てしない
シンデレラガール
道の先へと。
一緒に歩いていく。
未央と一緒に。
プロデューサーと一緒に。
作成の段階から
「これ運営今年のシンデレラガール総選挙を予測してただろ」
と言わんばかりの未央と加蓮全く同じカット数、同じ比率で映る場面。
絶対に負けられないライバルだからこそ、リスペクトしなければならない。
彼女を超えて行かなければならない。
4/30 18:00
彼女と佐久間まゆのガチャブーストが来た。
未央にとっては向かい風。加蓮とまゆにとっては追い風だ。
ガチャブーストがくると順位が上がるのが鉄板だ。歴代のシンデレラガールもそうして制してきた。
だからなんだ。
過去なんてぶっ壊してやればいい。
最高のシンデレラガールにしてやる。
新時代のシンデレラガールは。
俺達のシンデレラガールは。
「本田未央」しかいないんだ。
私は…弱いから…
時には…迷子になるかもしれない…。
そんな時は…
貴方のパワーで引っ張って欲しいんだっ!
プロデューサー…♪
Trust me
「私」を信じて。
最後に
今回の合作の主催者であるだだんぼーさん(@danboard_imas )には、作成段階から初の合作参加に際しまして、沢山のご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げると共に、感謝と敬意を称します。
単品動画としてのファイルデータを紛失してしまい、「寄稿したものを再度送り返して頂く」
という「自ファイル失くすってMAD師としてどうなの?」という大ボケをかましたところをパスワードを「melonpan」(メロンパン)にして送り返してくださったり、結構ハードなノリツッコミに対して紳士に返して頂いたり、オフ会では技術に関係なく、真摯な対応をして頂きました。本当にありがとうございました。
僕はプロデューサーとして、主催者であるだだんぼーさんにお逢い出来たこと、また、僕を除く110名の参加者の皆様と同じ合作で作品を披露できましたこと、心より誇りとさせていただきます。
最後に、使用させていただきましたもう1つの楽曲「お願い!シンデレラ」の歌詞でまとめさせて頂き、平成最後の私のMAD作品の自己考察の締めとさせていただきます。
誰かを 照らせるスター
いつかなれますように…
動き始めてる 輝く日のために
お願い! シンデレラ
夢は夢で終われない 叶えるよ
星に願いをかけたなら
みつけよう! My Only Star
探し続けていきたい
涙のあとには
また笑って スマートにね
でも可愛く
進もう。