お食事処「おかず」

お食事処へようこそ。いつもありがとうございます。本日のメニューは以下となっております。どうぞごゆっくりお楽しみください。

俺からの虹色レター 本田未央編 おかず

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僕が未央を好きになったのが高校3年の秋だった。

 

アニメで見かけた短髪のアイドル、あー、御坂美琴(とある科学の超電磁砲)に似てるし、この3人なら1番タイプだなこの子。そんな第一印象。

多分めちゃくちゃ稀有で他に居ない気がするんですが、僕がシンデレラガールズにのめり込んだのはアニメ最終話からなんです。少なくとも僕以外に最終話からシンデレラに入った人は知りません。

 

そこまで全くアイドルコンテンツとか興味なくて、むしろ湘南乃風とか好きなゴリゴリウェイ系。

やりたいことも目標も特になくて、高校をスポーツ推薦で決め、大学を指定校推薦で決めた僕は自分のいい所を活かすことも、自分の力を磨くこともしてこなかった。

 

そんな僕を変えたのが本田未央でした。

 

SSRでなきゃリセマラとかしたほうがいいよ~」と友人に言われた。

飽き性の僕は結局リセマラもせず、SSR未所持のまま、「どうせすぐ飽きるだろうな~」と惰性で音ゲーをしてた。

 

そんな中、一番最初に引いたSSRが[ステージオブマジック]だった。

それから5年。色んなアイドルに出会ったけど、僕のデレステのセンター画面は、カードが変われどずっと本田未央です。

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気付いたら、どんなゲームも1年続かなかった僕がもう5年も続けてる。不思議です。

 

 

 

音源でもお話しましたが、今1番しんどかったことは?と聞かれたら卒業かけた卒論の4徹よりも一浪して最近やっと決まった就活よりもシンデレラガール総選挙と答えるくらい総選挙が辛くて、正直めちゃくちゃ泣きました。辛いことしか無かった。外から見たら楽しそうでも、めちゃくちゃボロカスに言われた。

 

今だから言えるんですが、その中でも実際にこんなことがありました。(もう正直時効だと思うんで気にしてません。むしろだから上を向けたかな、そう思ってます。)

楽曲総選挙でTulipを未央が歌うことになった時に、「楓さんとまゆはいい。だけど本田は無理」

こんなツイートがありました。

嘘だと思うじゃないですか?本当なんです。

 

そもそも楽曲総選挙は楽曲部門とアイドル投票部門は別、総選挙の上位が歌うよ。って言うのが公式から事前に告知が来てて(実際このやり方どうなの?って気はしてたけど)、結果としてTulipが人気投票1位、属性1位になった未央楓まゆがそれを歌うよってことになった。

だから別に未央Pは、僕は、そして未央自身も当時どうも介入できなかったんです。みんなが好きで投票で決めた曲を投票で決まったシンデレラガール総選挙の属性1位になったアイドルが歌う。

 

そこにある種理不尽なことを言われ、自分の担当アイドルを傷付けられる。これってめちゃくちゃダメージでかいんですよ。だってこれってもうどうも弁解できないんで。

 

なによりも、本田未央っていう俺の中での一番がTulipという最高の楽曲に相応しくない。しかも今だから言えるけどそれを言ってたのがTulipのオリジナルメンバーのうちの1人のとあるPだった。(それはもう時効と認識してるので、あえて誰かは伏せさせてください。)

Tulipは最高の曲。自分もそうおもってるだけに、オリジナルメンバーの担当Pにそう思われて、そう言われることが心を抉った。

 

それが辛くて、悔しくて。

それを言った人がプロデューサーなのも悔しかった。

プロデューサーってアイドルを導くはずじゃないですか。

他のアイドルが好きとはいえ、同僚で、いい所を引き出す味方のはずの導き手のプロデューサーにそんなことを言われることが、自分の本田未央の良さを伝える力の実力不足に感じて、辛くて。

 

 

「あぁ、この人は、本田未央の嫌な側面しか見てくれていないんだ。」「自分の好きなもののいい所をダメにする存在と認識してるんだ。」と。

 

 

 

だから、絶対に負けたくないじゃなくて、やり返してやるとかじゃなく、こんなことを言ったやつに復讐してやるとか、こいつに好きと言わせてやるとか、そんな無理難題は難しい。それはわかってる。

 

ただ俺はわかってもらいたいたかった。シンデレラガールズを通じて、俺が大好きなこいつの、本田未央のいいところを1人でも多くの人に知って欲しい。

 

そして僕自身が「普通の女子高校生」が「シンデレラガールになった理由」を後からでも分かって貰えるような、あいつの事を説明できるような、そんなプロデューサーになりたい気持ちが常に今もずっとあります。

僕というプロデューサーにそう思わせてくれたのが本田未央なんです。

僕自身は何も凄くない、凄いのは本田未央なんです。俺に対して凄いと感じたのなら、それは本田未央のおかげなんです。

僕の「プロデューサー」が本田未央の良さです。

 

それは今決まることじゃない。僕が死ぬまで。プロデューサーとしての俺が死ぬまでの評価が俺が伝えられる「本田未央」の良さなんだ。

 

こいつを背負ってやれるのは、こいつを1番いいと思ってる僕なんだ。

 

その気持ちを音源に乗せました。

 

 

僕はユニットならニュージェネPです。カップリングなら高森藍子×本田未央。誰が好きかを聞かれれば、それは個人として本田未央、久川颯。ミリオンなら伊吹翼、シャニで芹沢あさひをあげると思います。

 

だけど、これだけは言わせてください。

僕は全てのアイドルが好きです。もちろん全部を知ってるわけじゃない。名前と歌しか知らないアイドルだっている。

だけど、もし、誰かがライブで未央のミツボシを歌ったとしても、僕は暖かく、賞賛を送りたい。

それは自身の体裁じゃない。それは歌っているアイドルへのリスペクトでもあって、本田未央へのリスペクトでもあるんだ。

 

そんな時にあいつは言うんだ。

 

「辛いことを乗り越えた時に、本当の楽しさがやってくる」

 

あいつのこういう「現実への介入」が、歴代シンデレラガールの中で最も「歪」と評する理由です。

 

だから背中を押してやりたくて、1番になっても「こいつは支えてやらないといけないな」ってそう思わせてくれるアイドル。

 

 

 

それが本田未央

 

 

 

 

 

そんな本田未央の味方でいることが、シンデレラガールズと向き合うと決めたあの日から勝手に決めた本田未央との「約束」と、ずっと思いながら。

 

自分がプロデューサーと存在していることは、本田未央を証明し続けていくことになる。

 

貴方に、「長所」を証明したいアイドルはいますか?

 

自分がプロデューサーとしていられたことは、そのアイドルの「良さ」のひとつになり得る。

 

僕はそう考えています。

 

あの時本田未央に力を貸してくれた全てのプロデューサーの皆さん。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

最後になりましたね。

本編で言えなかった一言を。

 

大好きな8人目のシンデレラへ。

 

ありがとう。

ずっとずっと、君のことが大好きです。

 

 

 

第2回 俺からの虹色レター によせて。

おかず